(3)麻酔薬

がん疼痛治療の1段目にして、

「麻酔薬」のグループに入るものが局所麻酔薬。

麻酔のおはなしは、

局所的に効くもの(術前薬や筋弛緩薬を含む)から、

全身に効くものへとすすめましょう。

(3)麻酔薬

「硬膜外麻酔以外」の慎重投与は理解できましたね。

 

硬膜外麻酔での慎重投与対象は以下の人が追加されます。

血圧低下の可能性があるので、心血管系に著しい障害のある人。

出血しや ...

(3)麻酔薬

リドカインと同じく局所麻酔のテトラカイン塩酸塩(テトラカイン)。

こちらもナトリウムチャネルをブロックすることで麻酔作用がでるため、

基本的にリドカインと共通部分が多くなります。

 

(3)麻酔薬

術前薬の例として、

アトロピン硫酸塩(アトロピン)を紹介しますね。

消化液の分泌を抑制する抗コリン薬です。

副交感神経性の反射を少し抑えて、

気管内挿管をするときに出すぎて詰まると困って ...

(3)麻酔薬

スキサメトニウム塩化物水和物の禁忌を確認していきましょう。

禁忌は本剤にアレルギーのある人。

原則禁忌は、本剤に眼圧亢進作用があるので緑内障の人。

ジギタリス中毒の可能性がありますから、

(3)麻酔薬

プロポフォールは麻酔導入だけでなく全身麻酔の維持や、

集中治療中(人工呼吸器を付けているとき)の鎮静にも使います。

本剤にアレルギーのある人には禁忌。

あと、禁忌の欄に「小児」とありますね。 ...