(3)副腎・性腺パート

内分泌系の3つ目、「副腎・性腺」パートです。

位置は少々下になりますが、

前回までの話と関係の深い「性腺」から始めますよ。

 

性腺から出るホルモンを補充するとき、

(3)副腎・性腺パート

テストステロンエナント酸エステルの禁忌からですね。

 

禁忌は妊娠・妊娠可能性のある人。

女児の男性化が起こってしまいます。

アンドロゲン依存性悪性腫瘍のある人も禁忌ですね。

(3)副腎・性腺パート

性ホルモンにがん細胞成長が依存するなら、

もっと根本的に対処する方法がありますね。

視床下部レベルで

コントロールしてしまえばいいのです。

今から「視床下部レベルで

性ホルモ ...

(3)副腎・性腺パート

リュープロレリン酢酸塩(リュープリン)の

慎重投与ですね。

一部の前立腺がんと粘膜下筋腫のあるときには慎重に。

脊髄圧迫や尿路閉塞が出ている前立腺がんでは、

急性作用のせいで腎障害を起こ ...

(3)副腎・性腺パート

「ピル」は、低用量経口避妊薬(OC)を指す言葉です。

一例として、

レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール

(トリキュラー)を紹介しますね。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの入った錠剤 ...

(3)副腎・性腺パート

普段から経口避妊薬を使っていなかった

(使えなかった)人が、

緊急時に使う薬が「緊急避妊薬(アフターピル)」。

一例としてレボノルゲストレル(ノルレボ)を紹介。

 

(3)副腎・性腺パート

鉱質コルチコイド(アルドステロン)は、

体から出ていく尿量に関係していました。

だから「脈・血圧」パートのところでも少し出てきましたね。

薬理学:脈・血圧

尿量をコントロールする主役は

(3)副腎・性腺パート

アルドステロンの働き、主役の2つ目はpH調節です。

血液pH(酸性度合い・アルカリ性度合い)の調節は、

肺と腎臓が2大調節臓器。

アシドーシスやアルカローシスが進むと、

生きていけないお ...

(3)副腎・性腺パート

アルドステロンが過剰にできてしまう悪性腫瘍等で

「抗アルドステロン薬」が使われることがあります。

スピロノラクトンの例でおはなししましょう。

これは降圧薬のおはなしのところで

以前でてき ...

(3)副腎・性腺パート

副腎皮質ホルモンのもう1つ、

糖質コルチコイドのおはなしです。

前回も出てきた消炎鎮痛剤(痛み止め)。

消炎鎮痛といえば、糖質コルチコイドの出番です。

 

糖質コル ...