7 反応速度・触媒:体の中の化学反応(4)
使い捨てカイロの中には、
鉄と水と触媒と酸素がありましたね。
成分表示を見てみましょう。
「活性炭」「バーミキュライト」「~塩」の文字が見つかるはずです。
「~塩」が触媒でした。 ...
7 反応速度・触媒:体の中の化学反応(3)
逸脱酵素というのは、酵素を含んだ細胞が壊れて
中にあった酵素が血液中に出てきてしまったものです。
細胞が壊れるレベルの、
何かよろしくないことが起こったサインですね。
特定の酵素は含まれ ...
7 反応速度・触媒:体の中の化学反応(2)
体内の化学反応促進役の酵素の、主成分はタンパク質です。
タンパク質以外の補酵素も必要になること等は、
他の科目で勉強してくださいね。
タンパク質の働きは、その立体構造によって決まります。
7 反応速度・触媒:体の中の化学反応(1)
ここからは「どんなときに化学反応は進みますか」がテーマ。
一般的な化学の世界では、
「熱く、濃く、触媒」で化学反応が進むようになります。
「熱く」は、前回までにおはなしした「加熱」のこと。
6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし(4)
細胞とヒトのエネルギーをつなぐおはなしです。
私たちが普段目にするエネルギーの単位はカロリー(cal)。
もともとは
「水1gを、1気圧のもとで、1℃上げるのに必要な熱」でした。
でも、 ...
6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし(3)
「1モルのグルコースを完全に酸化させると、
水と二酸化炭素と熱が出る。
化学記号と矢印で表すと:
C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」
この式に熱を入れて、完成させると… ...
6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし(2)
前回確認した結論は、
「1モルのグルコースを完全に酸化させると、
水と二酸化炭素と熱が出る。
化学記号と矢印で表すと:
C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」でした。
6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし(1)
浸透圧維持、pH維持とおはなしをしてきました。
同様に、体温を維持することはヒトの生存に不可欠です。
どうやって体温(熱)を作っているか、考えたことはありますか?
今回からは熱の発生についてのおはな ...
5 電離平衡・中和(4):体のpHを守るために
pHを守る重要性が分かってもらえたところで、
透析についておはなししましょう。
化学の世界の一般的な「透析」は、
粒の大きさと浸透圧(ぎゅうぎゅうすかすか)を利用して
5 電離平衡・中和(3):体のpHを守るために
胃液は胃酸とも呼ばれるpH1~2の液体。
理科で強酸の例として出される塩酸(HCl)とほぼ同じです。
なぜこんな強烈な酸がここに使われているのかというと。
口から入ってきた異物を殺すためです。