9 呼吸器系のおはなし

「呼吸」が正常にできるところを確認できました。

このとき、

主に中枢が呼吸命令を出すもとになるのは、

血液中の二酸化濃度情報です。

「二酸化炭素が増えてきたから、呼吸するか…」ですね。

9 呼吸器系のおはなし

2 呼吸中枢とその異常

骨が一段落したので、

呼吸の大元締め「中枢」のおはなしです。

意図して(意識して)筋肉に

「縮め!」の命令を送るのは、大脳のお仕事。

でも、意識しなく ...

9 呼吸器系のおはなし

運動は原則として体に良いものですが、

関節を痛めてしまうことがあります。

外力が1回働いたせいで起こる

骨折・脱臼のような「スポーツ外傷」と、

過度の繰り返しで起こる

「スポ ...

9 呼吸器系のおはなし

股関節は大腿骨骨頭と寛骨臼からできています。

自由度が高いけど、外れやすい球関節でしたね。

先天性原因によるものが多いのですが、

関節痛を自覚して医療機関にかかるのは

30代を過ぎてから ...

9 呼吸器系のおはなし

骨の腫瘍は、

他から飛んでくる「転移性」が多いですね。

でも骨が原因(原発)の腫瘍も、

かなりの種類があります。

ただ種類の割に発生数は少ないので、

一番発症が多い

9 呼吸器系のおはなし

(2) 骨の変形・変性、腫瘍

同じく高齢者に多い椎体の変形・変性についても

おはなししていきますね。

椎体がおかしくなると、

中に入っている脊髄の働きが害されて症状が出てきます。 ...

9 呼吸器系のおはなし

D 高齢者の骨折

続いて高齢者の骨折。

こちらは骨粗鬆症と深く関係してきます。

骨粗鬆症というのは、

骨の強度(骨密度と骨質)の低下で

骨折リスクが高まる骨の障害。

9 呼吸器系のおはなし

B 脊椎骨折

続いて脊椎骨折のおはなし。

脊椎とは、背骨のこと。

背骨は小さな平べったい円柱状の骨が

たくさん集まってできています。

上から、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎。そして尾 ...

9 呼吸器系のおはなし

大腿骨骨折で怖い合併症は、

感染症の他にも「静脈血栓塞栓症(VTE)」と

「脂肪塞栓症候群」があります。

この辺りは循環器系でおはなししてありますから、

簡単に。

  ...

9 呼吸器系のおはなし

「呼吸」に反映されるおはなしの続き。

胸郭の外側になる肋骨と胸骨がないと、

胸郭を保てません。

呼吸筋に「動け!」と命令してくれる

神経(呼吸中枢)がないと、

胸郭の大きさが ...