11 各論6:呼吸(呼吸器系)

今回からは「呼吸」に関係が深いおはなし。

そのものずばりの呼吸器系と、

中枢(と精神)に働く薬ですね。

 

呼吸器系のおはなしを始める前に、

呼吸に必要なものを確認 ...

11 各論6:呼吸(呼吸器系)

気管支喘息に使われる気管支拡張薬として、

テオフィリンを紹介しますね。

テオフィリンの働きを、ちょっと良く見ておきましょう。

 

テオフィリンはcAMPを分解する

...

11 各論6:呼吸(呼吸器系)

テオフィリンの慎重投与対象はそれなりに多いですね。

妊娠・妊娠可能性のある人や授乳中の人は、

「慎重投与」というよりも

「禁忌」に入っていてもおかしくないはず。

「それでも使わないと酸素 ...

11 各論6:呼吸(呼吸器系)

気道でも、

炎症をしっかり抑えるならステロイド剤。

フルチカゾンプロピオン酸エステル

(フルタイド)などが使われます。

最初に注意。

ステロイド剤は強力に炎症を抑えます。

11 各論6:呼吸(呼吸器系)

続いて赤血球に効く薬のおはなし。

赤血球は酸素運搬に特化したため核がなく、

造血幹細胞からこまめに作る必要がありましたね。

生化学:血液

ヘモグロビン色素を作るためには

鉄( ...

11 各論6:呼吸(呼吸器系)

赤血球成熟因子エリスロポエチンは、

腎臓でできる糖タンパク質。

これを人工的に増やして薬にしたのが

エリスロポエチンアルファ(エスポー)です。

遺伝子を組み換えて、

ハムスタ ...