7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

使い捨てカイロの中には、

鉄と水と触媒と酸素がありましたね。

成分表示を見てみましょう。

「活性炭」「バーミキュライト」「~塩」の文字が見つかるはずです。

「~塩」が触媒でした。 ...

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

逸脱酵素というのは、酵素を含んだ細胞が壊れて

中にあった酵素が血液中に出てきてしまったものです。

細胞が壊れるレベルの、

何かよろしくないことが起こったサインですね。

特定の酵素は含まれ ...

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

体内の化学反応促進役の酵素の、主成分はタンパク質です。

タンパク質以外の補酵素も必要になること等は、

他の科目で勉強してくださいね。

タンパク質の働きは、その立体構造によって決まります。

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

ここからは「どんなときに化学反応は進みますか」がテーマ。

一般的な化学の世界では、

「熱く、濃く、触媒」で化学反応が進むようになります。

「熱く」は、前回までにおはなしした「加熱」のこと。

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

細胞とヒトのエネルギーをつなぐおはなしです。

私たちが普段目にするエネルギーの単位はカロリー(cal)。

もともとは

「水1gを、1気圧のもとで、1℃上げるのに必要な熱」でした。

でも、 ...

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

「1モルのグルコースを完全に酸化させると、

水と二酸化炭素と熱が出る。

化学記号と矢印で表すと:

C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」

この式に熱を入れて、完成させると… ...

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

前回確認した結論は、

「1モルのグルコースを完全に酸化させると、

水と二酸化炭素と熱が出る。

化学記号と矢印で表すと:

C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」でした。

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

浸透圧維持、pH維持とおはなしをしてきました。

同様に、体温を維持することはヒトの生存に不可欠です。

どうやって体温(熱)を作っているか、考えたことはありますか?

今回からは熱の発生についてのおはな ...

5 電離平衡・中和:体のpHを守るために

pHを守る重要性が分かってもらえたところで、

透析についておはなししましょう。

 

化学の世界の一般的な「透析」は、

粒の大きさと浸透圧(ぎゅうぎゅうすかすか)を利用して

5 電離平衡・中和:体のpHを守るために

胃液は胃酸とも呼ばれるpH1~2の液体。

理科で強酸の例として出される塩酸(HCl)とほぼ同じです。

なぜこんな強烈な酸がここに使われているのかというと。

口から入ってきた異物を殺すためです。