6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし(1)
浸透圧維持、pH維持とおはなしをしてきました。
同様に、体温を維持することはヒトの生存に不可欠です。
どうやって体温(熱)を作っているか、考えたことはありますか?
今回からは熱の発生についてのおはな ...
5 電離平衡・中和(4):体のpHを守るために
pHを守る重要性が分かってもらえたところで、
透析についておはなししましょう。
化学の世界の一般的な「透析」は、
粒の大きさと浸透圧(ぎゅうぎゅうすかすか)を利用して
5 電離平衡・中和(3):体のpHを守るために
胃液は胃酸とも呼ばれるpH1~2の液体。
理科で強酸の例として出される塩酸(HCl)とほぼ同じです。
なぜこんな強烈な酸がここに使われているのかというと。
口から入ってきた異物を殺すためです。
5 電離平衡・中和(2):体のpHを守るために
電離度という言葉も説明しておきましょう。
水以外のものが水に入ったとき、
どれだけプラスとマイナスに分かれるかを示したものが、「電離度」。
よく教科書等で出てくるお酢(酢酸:CH₃COOH)は
5 電離平衡・中和(1):体のpHを守るために
ここのおはなしは、pHを理解するためのもの。
pHというのは、酸性度合い・アルカリ性度合いを示すもの。
リトマス試験紙に液体をつけたときに色を変えるものについて、
もう少し細かく理解してあげましょう ...
4 固体と液体・溶解(5):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
血液の「水に溶けないものの運び方」について。
血液の中に溶けているものの多くは、
粒自体が水溶性(糖など)やイオンの形(ナトリウムやカリウム)で溶けています。
でも、水に溶けないものも運ぶ必要があり ...
4 固体と液体・溶解(4):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
「溶ける(溶解)」の応用のおはなしに入ります。
いきなりですが、ここでクイズ。
水の中に「油にしか溶けないもの」を溶かすにはどうしたらいいでしょう?
ヒントは…
「溶ける」ということは、 ...
4 固体と液体・溶解(3):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
化学の「溶ける」おはなしの続き。
「溶ける」の分かりやすい例は「水に溶ける」ですが…。
溶媒になれるのは、水だけではありません。
水性ペンの文字は、書く場所を間違えなければ ...
4 固体と液体・溶解(2):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
希薄溶液の理解は血液の理解。
もっといえば、ヒトの体の中は血液も細胞内液も希薄溶液だらけです。
だから私たち(の細胞)は
「化学で勉強した三相そのままじゃないぞ!」と意識することが必要です。 ...
4 固体と液体・溶解(1):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
前回までで気体のおはなし一段落。
ここからは固体と液体のおはなしに入りましょう。
「溶ける(溶解)」に注目したおはなしでもありますよ。
まず固体は固まりで、液体は流れるもの ...