1 細胞と代謝:生命の最初単位

核・細胞膜・細胞質に続いて、残りの細胞小器官も確認です。

 

ミトコンドリアは、ジェリービーンズ状の楕円球構造。

中を見ると、内側に向かってひだ(クリステ)が出ています。

ミト ...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

細胞小器官(オルガネラ)のおはなし、スタート。

細胞の中の、役割分担のおはなしですね。

たくさん種類がありますが、

動物・植物両細胞に共通している核・細胞膜・細胞質からはじめましょう。

...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

生物は細胞のおはなしからスタートです。

…気付いた人もいると思いますが、

ここはかなり生化学と重なります。

しかも、高校で生物を選択してきた人にとっては

「暇な時間…」になりがちなところ ...

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

使い捨てカイロの中には、

鉄と水と触媒と酸素がありましたね。

成分表示を見てみましょう。

「活性炭」「バーミキュライト」「~塩」の文字が見つかるはずです。

「~塩」が触媒でした。 ...

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

逸脱酵素というのは、酵素を含んだ細胞が壊れて

中にあった酵素が血液中に出てきてしまったものです。

細胞が壊れるレベルの、

何かよろしくないことが起こったサインですね。

特定の酵素は含まれ ...

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

体内の化学反応促進役の酵素の、主成分はタンパク質です。

タンパク質以外の補酵素も必要になること等は、

他の科目で勉強してくださいね。

タンパク質の働きは、その立体構造によって決まります。

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

ここからは「どんなときに化学反応は進みますか」がテーマ。

一般的な化学の世界では、

「熱く、濃く、触媒」で化学反応が進むようになります。

「熱く」は、前回までにおはなしした「加熱」のこと。

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

細胞とヒトのエネルギーをつなぐおはなしです。

私たちが普段目にするエネルギーの単位はカロリー(cal)。

もともとは

「水1gを、1気圧のもとで、1℃上げるのに必要な熱」でした。

でも、 ...

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

「1モルのグルコースを完全に酸化させると、

水と二酸化炭素と熱が出る。

化学記号と矢印で表すと:

C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」

この式に熱を入れて、完成させると… ...

6 燃焼熱:化学反応と酸化のおはなし

前回確認した結論は、

「1モルのグルコースを完全に酸化させると、

水と二酸化炭素と熱が出る。

化学記号と矢印で表すと:

C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O+(熱)」でした。