5 電離平衡・中和(2):体のpHを守るために
電離度という言葉も説明しておきましょう。
水以外のものが水に入ったとき、
どれだけプラスとマイナスに分かれるかを示したものが、「電離度」。
よく教科書等で出てくるお酢(酢酸:CH₃COOH)は
5 電離平衡・中和(1):体のpHを守るために
ここのおはなしは、pHを理解するためのもの。
pHというのは、酸性度合い・アルカリ性度合いを示すもの。
リトマス試験紙に液体をつけたときに色を変えるものについて、
もう少し細かく理解してあげましょう ...
4 固体と液体・溶解(5):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
血液の「水に溶けないものの運び方」について。
血液の中に溶けているものの多くは、
粒自体が水溶性(糖など)やイオンの形(ナトリウムやカリウム)で溶けています。
でも、水に溶けないものも運ぶ必要があり ...
4 固体と液体・溶解(4):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
「溶ける(溶解)」の応用のおはなしに入ります。
いきなりですが、ここでクイズ。
水の中に「油にしか溶けないもの」を溶かすにはどうしたらいいでしょう?
ヒントは…
「溶ける」ということは、 ...
4 固体と液体・溶解(3):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
化学の「溶ける」おはなしの続き。
「溶ける」の分かりやすい例は「水に溶ける」ですが…。
溶媒になれるのは、水だけではありません。
水性ペンの文字は、書く場所を間違えなければ ...
4 固体と液体・溶解(2):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
希薄溶液の理解は血液の理解。
もっといえば、ヒトの体の中は血液も細胞内液も希薄溶液だらけです。
だから私たち(の細胞)は
「化学で勉強した三相そのままじゃないぞ!」と意識することが必要です。 ...
4 固体と液体・溶解(1):浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版
前回までで気体のおはなし一段落。
ここからは固体と液体のおはなしに入りましょう。
「溶ける(溶解)」に注目したおはなしでもありますよ。
まず固体は固まりで、液体は流れるもの ...
3 気体と三相(6):肺と酸素ボンベの基礎
看護の世界では、圧力を示す単位がいくつか出てきます。
前回の血圧に使う「mmHg」はその1つ。
あとは酸素ボンベの「kgf/cm²」「MPa」です。
以前は「気圧」もありましたが、
近年 ...
3 気体と三相(5):肺と酸素ボンベの基礎
前回おはなしした酸素解離曲線。
酸素がどれくらいぎゅうぎゅうのときに赤血球とゆるーく手をつなぎ、
どれくらいすかすかになると手を放すか…の曲線でした。
この曲線、1つではありません。
赤 ...
3 気体と三相(4):肺と酸素ボンベの基礎
気体の圧力のおはなしは、肺の空気交換に関係するおはなしです。
まず、肺というのは私たちの体の中で
酸素と二酸化炭素を交換しているところ。
「なぜ酸素を体の中に取り入れる必要があるのか」
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