4 行政・制度:(1)健康保険制度(1)[補足10]
前回、診療報酬による医療機関の誘導(コントロール)を確認しました。
ここで、医療機関の収入と支出を見てみることにしましょう。
医療機関の収入の多くは、
保険診療の「残り7割 ...
4 行政・制度:(1)健康保険制度(1)[補足10]
公的医療保険のもとでの医療費自己負担は、原則3割。
「3割」という割合が出てくる以上、
どこかに「全体(10割)」がないといけません。
10割にあたる「元の金額」が、国の定める「診療報酬」です。
4 行政・制度:(1)健康保険制度(1)[補足10]
診療報酬の改定、イメージはつかめましたね。
診療報酬は2年に1回、
介護保険の介護報酬は3年に1回改定されます。
両方が同時に改定される(同時改定:ダブル改定)年もありますね。
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4 行政・制度:(3)欠点の改良(2)[補足11]
ここからは高齢者に注目して、公的医療保険を見直してみましょう。
公的医療保険の世界では、65歳からが「高齢者」。
特に75歳以上を「後期高齢者」と呼ぶときには、
65歳から74歳は「前期高齢者」にな ...
4 行政・制度:(3)欠点の改良(2)[補足11]
後期高齢者医療制度について定める、
高齢者の医療確保に関する法律の目的部分。
3つ目の「前期高齢者に関係する保険者間の費用負担調整」のおはなしです。
現在の日本ではどこかに ...
4 行政・制度:(3)欠点の改良(2)[補足11]
「…75歳以上は、自己負担ゼロ?」
それでは、公的医療保険に対する負担軽減策として不十分。
国がもっと積極的に財政介入する必要があったので、
新しい公的医療保険制度を作るこ ...
2 「健康」とは:(1)「生きる」ために(9)[補足12]
本分中に出てこなかった用語(のうち大事なもの)を補足しておきますね。
「平均余命」というのは、
ある年齢ちょうどになった人があと何年生きるかの期待値です。
とくに0歳の平均 ...
2 「健康」とは:(1)「生きる」ために(9)[補足12]
受療後、一定数の人には入院治療が必要になります。
病院全体としての平均入院期間は30.6日。
ゆるゆると毎年減少していく傾向にあります。
とはいえ、ここは「病床」によって大きく違うところ。
2 「健康」とは:(1)「生きる」ために(9)[補足12]
「病床」のおはなしの続きです。
残りは「精神病床」と「一般病床」ですよ。
「精神病床」は2つの分類をまとめた呼び名です。
1つは、「内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻科を有す ...
4 行政・制度:(3)欠点の改良(2)[補足9]
介護保険の区分、途中になっていましたね。
要介護2は、困難さはあるものの、自力で立ち上がり歩行が可能な状態です。
「困難さ」の部分を支えるために、トイレや入浴時に介助が必要そうですね。 ...