1 細胞とアレルギーのおはなし(1)
生化学とは、
生物(私たちヒトも、生物)の体の中で起こっている化学反応のこと。
だから、生化学は生物の基本単位「細胞」から始まります。
…化学反応とありますが、心配はご無用。
化学式が出 ...
1 細胞とアレルギーのおはなし(2)
それでは、細胞そのものについてのおはなし。
細胞の中には、細胞小器官(オルガネラ)があります。
「細胞の中の役割分担」と思ってくれればいいですね。
動物細胞と植物細胞、共通している部分もあれば、固有 ...
1 細胞とアレルギーのおはなし(3)
細胞小器官の続き。
残った「ミトコンドリア」「リボソームとリソソーム」
「小胞体」「ゴルジ体」「分泌顆粒」のお話です。
ミトコンドリアは細胞のエネルギーを作る場所。 ...
1 細胞とアレルギーのおはなし(4)
ここからはアレルギー(過敏症)のおはなしです。
過敏症、つまり「過度に」「敏感」なのですよね。
何が過敏なのかというと、
身体を守る免疫系が過度に働きすぎているのです。
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(7)
熱による皮膚の損傷が熱傷なら、
圧迫による皮膚損傷が褥瘡です。
皮膚が圧迫を受け、血流障害を生じ、
その部分が損傷を受けたものが褥瘡。
「床ずれ」も、同じことですよ。
解剖生 ...
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(6)
(1)やけど
やけど(熱傷)は、
様々な熱による皮膚などの組織損傷。
「どこまで損傷したのか(ダメになったのか)」を
示すのが、「深達度」です。
Ⅰ度は表皮のみ。
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(5)
(4)いぼ(疣贅)
皮膚の「変!」として、
「いぼ(疣贅:ゆうぜい)」もありますね。
注意してほしいのは、
疣贅のすべてが感染性ではないということ。
「疣贅」自体は、表皮細胞 ...
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(4)
水痘とは水ぼうそうのこと。
水痘・帯状疱疹ウイルスによる、
接触・空気感染です。
微生物学:DNAウイルス
感染力が強く、長引くことが特徴。
感染後2週間くらいで、
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(3)
黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が原因で起こるのが
「トキシックショック症候群」。
血圧低下、多臓器障害、
猩紅熱紅斑が出てくる症候群です。
「猩紅熱」はA群β溶血性連 ...
12 末梢神経のおはなし(3)触覚と皮膚(後半)(2)
いわゆる「ひげそりまけ」は尋常性毛瘡。
髭の生える場所に限局した、
細菌性毛包炎、毛包周囲炎のことです。
硬い毛に一致して紅色血疹、
膿疱ができて、痂皮化します。
かゆみや痛 ...