6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

(3)声帯

先程「声が出なくなるかも」といいました。

声を出すところが声帯ですね。

本来は呼吸器系と関係が深いところですが、

せっかくです、ここでおはなししてしまいましょう。

6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

(2)がん

咽頭のがんは、

場所によって上・中・下に分かれています。

症状や発生原因の関係から「上咽頭がん」と

「中・下咽頭がん」に分けますよ。

 

上 ...

6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

2 咽頭の異常

続いて、食べ物を胃に送るための咽頭のおはなし。

ただの通過地点ではありません。

「筋肉の協同作業によって、

(食道を経て)胃へと運ぶ」ところです。

だから筋肉 ...

6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

(3)舌、唾液腺

口の中で食べ物と唾液をかき混ぜる舌。

「おいしさ(味覚)」情報を

感じ取るところでもありますね。

味覚を担当する味蕾は、舌表面の粘膜にいます。

生まれ変わり ...

6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

歯槽膿漏に代表される歯周病は、

慢性炎症からポケットができることが問題です。

始まりは、虫歯同様歯垢(プラーク)。

微生物の出す酸によって、

歯肉が炎症を起こします(歯肉炎)。

6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)

(2)粘膜炎症、歯周病と虫歯

粘膜の炎症で、

身近かつ影響が大きいものが「アフタ」ですね。

円形(または楕円形)の、痛みのある、

浅い潰瘍がアフタです。

1~3か月周期で治癒 ...

7 各論1:イントロダクションと真菌

各論は、とにかく分量が多いです。

看護に必要なものに限定していきますが…それでも相当の量になります。

だからこそ「全体の中の位置関係」を見失ってはいけません。

 

各論は真菌か ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

B 部分がおかしくなるもの

「部分がおかしくなるもの」のおはなしに入ります。

どこがおかしくなるか、病名に出ているものが多いですね。

 

「関節リウマチ(RA)」は、中年以降の ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

(2)自己抗体以外の自己免疫疾患

自己抗体はないけど、

自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患もあります。

 

代表格はベーチェット病。

原因不明の炎症性疾患で、

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

筋肉に出るものが多発性筋炎と皮膚筋炎。

約5~8割に抗核抗体ができ、

その他の自己抗体ができることもあります。

どちらも骨格筋が障害されて、筋肉痛が出現。

立ち上がる・飲み込むといった