4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(1)
薬の働きについてのおはなしをはじめましょう。
ここでおはなしすることは
「細胞への入り方」と
「細胞(の中)で何をするのか」ですね。
キーワードだけ先に説明しておきますよ。
...
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(2)
細胞の中に入っていかない薬もあります。
細胞膜にくっつけば、
それで「薬として効く」ということですね。
ここで、生化学で勉強した
脂溶性ホルモンと水溶性ホルモン ...
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(3)
細胞の中に入らなくても効く薬の続き。
化学的に胃酸を中和する制酸剤、
受容体ではなくチャネルにはまるイオン拮抗薬、
血液中の酵素を邪魔する薬などがここに当てはまります。
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(4)
血液中にある酵素を邪魔する薬として、
アスピリンを紹介しますね。
アスピリンは消炎鎮痛剤であり、
血栓を防ぐ薬でもあります。
止血のしくみ、思い出してみましょう ...
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(5)
催奇形性が問題になるのは、
「お腹の中にいるとき(胎児期)」です。
受精卵からヒトとして生きていける体を作るため、
細胞分裂をたくさんしている時期ですね。
胎児 ...
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(6)
細胞の中に入った薬のはたらきについて。
ここを理解するためには、
生化学のセントラルドグマを思い出すのが一番です。
復習しつつ、薬の作用を理解しましょう。
セン ...
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(7)
ビタミンAの過剰症の例で
催奇形性の基本をおはなししました。
薬の催奇形性も、同じことですよ。
胎盤を抜ける薬は「脂溶性」または
「水に溶けてイオン化するか、
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(8)
催奇形性の盲点になりがちな、
抗生物質テトラサイクリンのおはなしです。
どこを邪魔するのかというと、
翻訳のときにアミノ酸がつながるところです。
生化学:セントラルドグマ
翻 ...