2 細胞分裂:自分が自分でいるために

「塩基」の補足から始めますよ。

塩基というのは、DNAを形作るヌクレオチドの1部品。

アミノ酸(タンパク質のもと)から作られています。

ヌクレオチドの残りの2部品は糖とリン酸。

糖がデオ ...

2 細胞分裂:自分が自分でいるために

前回名前だけ紹介した3プロセス。

簡単に内容を説明すると…。

「複製」はDNAをそのままコピー(DNA量2倍!)。

「転写」はDNAの情報のうち必要なところをRNAにコピー。

「翻訳」は ...

2 細胞分裂:自分が自分でいるために

細胞について理解が進んだところで、

細胞分裂の勉強に入りますよ。

単細胞生物にとって、

細胞分裂は自己を残し、増やす手段になります。

多細胞生物にとっても、

細胞分裂は自己を ...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

グルコースからATPを取り出す最初の一歩は解糖系。

解糖系はグルコース1個からピルビン酸2個と、

2個のATP、2枚のNADHを取り出すところです。

よく見ると、2段階に分かれています。

1 細胞と代謝:生命の最初単位

ここから後半戦。

代謝のおはなしに入ります。

ここでのおはなしは「細胞の代謝」なのですが。

細胞がATP(熱・エネルギー)を作らないと、

ヒトの熱(体温)は維持できません。

...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

核・細胞膜・細胞質に続いて、残りの細胞小器官も確認です。

 

ミトコンドリアは、ジェリービーンズ状の楕円球構造。

中を見ると、内側に向かってひだ(クリステ)が出ています。

ミト ...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

細胞小器官(オルガネラ)のおはなし、スタート。

細胞の中の、役割分担のおはなしですね。

たくさん種類がありますが、

動物・植物両細胞に共通している核・細胞膜・細胞質からはじめましょう。

...

1 細胞と代謝:生命の最初単位

生物は細胞のおはなしからスタートです。

…気付いた人もいると思いますが、

ここはかなり生化学と重なります。

しかも、高校で生物を選択してきた人にとっては

「暇な時間…」になりがちなところ ...

雑記

このホームページでの講義内容も増えてきましたね。

Youtubeでの動画講義も、

2018年4月からの「たのしくやさしく生化学!」に続き、

2019年1月より「きそのき解剖生理学」が始まります。

7 反応速度・触媒:体の中の化学反応

使い捨てカイロの中には、

鉄と水と触媒と酸素がありましたね。

成分表示を見てみましょう。

「活性炭」「バーミキュライト」「~塩」の文字が見つかるはずです。

「~塩」が触媒でした。 ...