生化学

水痘とは水ぼうそうのこと。

水痘・帯状疱疹ウイルスによる、

接触・空気感染です。

微生物学：DNAウイルス

感染力が強く、長引くことが特徴。

感染後2週間くらいで、

黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が原因で起こるのが

「トキシックショック症候群」。

血圧低下、多臓器障害、

猩紅熱紅斑が出てくる症候群です。

「猩紅熱」はA群β溶血性連 ...

いわゆる「ひげそりまけ」は尋常性毛瘡。

髭の生える場所に限局した、

細菌性毛包炎、毛包周囲炎のことです。

硬い毛に一致して紅色血疹、

膿疱ができて、痂皮化します。

かゆみや痛 ...

1　皮膚感染症

（1）疥癬・白癬

ダニによるかゆみは「疥癬」。

主にヒゼンダニというダニで、

かゆみ、紅色丘疹、小さな固まり（結節）が

アレルギー反応として出てきます。

閉鎖空間の中には皮膚常在菌の

アクネ菌（いわゆるニキビ菌）がいて、

アクネ菌がリパーゼを出すと周囲に炎症が起こります。

これが「赤ニキビ」の状態。

炎症の結果、白血球に細菌等が貪食される ...

遺伝的要素が強い、乾燥性の「変！」もあります。

代表的なのが魚鱗癬。

全身びまん性、左右対称に出る疾患で、

「サメ肌」とも呼ばれます。

常染色体優性のものも、伴性劣性のものもあり、

（3）皮膚掻痒症、乾燥性湿疹、角化症

かゆみが出たとき、皮膚に異常サインが出て、

原因が分かればいいのですが。

皮膚掻痒症では、

原因が見当たらぬまま強いかゆみが出ます。

全 ...

（2）蕁麻疹、薬疹

一般的によく目にする

皮膚の「おかしい！」がじんま疹（蕁麻疹）。

かゆみを伴う紅斑と

膨疹（限局性の皮膚のふくらみ）が、

一過性に出没する疾患です。

皮膚には毛の他に

汗腺と脂腺もありましたね。

汗の水分と皮脂（油分）が合わさり、

角質の表面と隙間をさらにガード。

皮脂は酸化すると酸性に変わり、

皮膚の表面を弱酸性に保って ...

（2）メニエール病、前庭神経炎

平衡感覚が「変！」になる例として、

メニエール病と前庭神経炎があります。

メニエール病は難聴・耳鳴りを伴って

数分から数時間持続する反復めまい発作。