4 体温のおはなし(1)血液・免疫(2)
【イントロダクション(血液と免疫)】
血液と免疫のおはなしスタート。
血液は血球成分(有形成分)の赤血球・白血球・血小板と、
血漿成分(無形成分)からできています。
血球成分より血漿成分 ...
6 ウイルスの変異(3)
世界史で勉強したはずの「スペイン風邪(1918~1919)」は、
インフルエンザA型のH1N1亜型。
この「H~N~」という部分が
「抗原として働く部分のタンパク質の亜型(サブタイプ)」です。
6 ウイルスの変異(2)
さて、ようやくここでのメイン
「ウイルスの変異」のおはなしに到着です。
ウイルスは増えるときに、細胞内の材料と道具を使います。
数でイメージしやすいように、
ウイルスの遺伝情報が50塩基 ...
6 ウイルスの変異(1)
6、ウイルスの変異
「ウイルスの変異」
それ自体が看護師国家試験に出ることはないと思います。
どちらかといえば
「なんで予防注射打ったのにインフルエンザに?!」 ...
5 ウイルスの増殖と検査の確認:HIVの例(2)
さらに保健所等で行う検査が見ているものは「抗体」です。
抗体ができるためには、
血液中に増殖したHIVが出てきて、
マクロファージに貪食されて
T細胞(Tリンパ球)に提示されることが必要 ...
5 ウイルスの増殖と検査の確認:HIVの例(1)
5、ウイルスの増殖と検査の確認(HIVの例)
ウイルスの増殖がイメージできるようになったところで、
もう一歩先へ。
ウイルスの増殖と検査について、
ヒト免疫不全 ...
4 セントラルドグマの理解・確認(3)
ウイルスは細胞を使わないと
増殖できないことが分かりましたね。
ここまで分かれば、
「ウイルスに効く薬の難しさ」も理解できるはずです。
「体調が悪いときには、薬 ...
4 セントラルドグマの理解・確認(2)
前回確認したように生物は細胞で出来ているので、
細胞分裂は
「自己の維持」と「種の保存」の基本になります。
種の保存には減数分裂が必要になりますが、
それも大きな意味では「細胞分裂」です ...
4 セントラルドグマの理解・確認(1)
4、セントラルドグマの理解・確認
「どうしてここにセントラルドグマ?」
と思う人がいるはずです。
セントラルドグマが理解できていないと、
新コロナちゃんがどうし ...
3 ちょっと寄り道:サイトカインストーム(4)
でも、ここでもうちょっとだけ詳しく見てみましょう。
涙や鼻水などを(作って)出すためには、
水分がたくさん必要です。
細胞の周りには組織液がありますが、
その水分を使ってしまったら