6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(18)
炎症から生じる腸閉塞でしたが、
炎症の一因として思い出してほしいのがベーチェット病。
自己免疫疾患のベーチェット病といえば
口腔粘膜アフタですが…
「腸管ベーチェット病」という特殊型もあ ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(13)
「食道」の物理的原因ではありませんが、
胃が出てきたせいで
食道に問題が起こることもあります。
それが食道裂孔ヘルニア。
横隔膜の胸郭と腹腔の境界の穴が緩んだせいで、
胃の一 ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(1)
体温に関係する2ブロック目、
上部消化器系のおはなしです。
消化器系が体温に関係する理由は大丈夫ですか?
ATPを作るもとになるグルコース(糖質)を吸収するためです。
なぜタンパク質や脂 ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(11)
周期性四肢性麻痺は、
筋肉とミネラルの関係性理解のためにも重要。
筋線維細胞の表面膜(形質膜)の電位変化が変になり
(細胞の活動電位が起きず)、
一次的に筋収縮ができなくなって
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(10)
自己免疫疾患の
多発性筋炎・皮膚筋炎は筋肉が「変!」になるもの。
亜急性に、四肢骨格筋の筋力低下が起こります。
筋組織内の炎症で、筋線維が破壊されることが原因です。
自己免疫疾患では
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(9)
(4)嚥下障害
嚥下(「飲み込み」)は、
口腔と咽頭の協同作業です。
「うまく飲み込めない!」というとき、
まず疑ってほしいのが物理的原因。
「形がそもそも変!(奇形)」、
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(8)
声帯麻痺(喉頭麻痺)には各種種類がありますが、
一番多く重要なのが「反回神経麻痺」です。
簡単に場所を復習しましょう。
迷走神経(第10脳神経)から出た
神経の ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(7)
(3)声帯
先程「声が出なくなるかも」といいました。
声を出すところが声帯ですね。
本来は呼吸器系と関係が深いところですが、
せっかくです、ここでおはなししてしまいましょう。
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(6)
(2)がん
咽頭のがんは、
場所によって上・中・下に分かれています。
症状や発生原因の関係から「上咽頭がん」と
「中・下咽頭がん」に分けますよ。
上 ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(5)
2 咽頭の異常
続いて、食べ物を胃に送るための咽頭のおはなし。
ただの通過地点ではありません。
「筋肉の協同作業によって、
(食道を経て)胃へと運ぶ」ところです。
だから筋肉 ...