1 総論:微生物の大まかな分類(5):ウイルス(2)
ウイルスが入り込んだ細胞は、
勝手に細胞小器官を使われてしまいます。
そのせいで、
細胞の性質が変わってしまう(形質転換)が起こることがあります。
その代表例が「がん化(不死化)」です。 ...
1 総論:微生物の大まかな分類(5):ウイルス(1)
ウイルスは「細胞」からできていません。
遺伝情報のウイルスゲノムと、外側をとりかこむ殻(カプシド)。
以上です。
殻の外側にエンベロープ(脂質二重膜)をまとっていることもあります。
ウイ ...
1 総論:微生物の大まかな分類(4):細菌の培養と薬剤耐性
採取した細菌を増やすために必要なものを確認。
今までおはなししてきたところだと、
確認したい(増やしたい)細菌に合わせて
酸素の有無(好気性、通気性、嫌気性)と、
栄養の種類を選ぶ必要が ...
1 総論:微生物の大まかな分類(3):細菌の細胞小器官
細菌の、とりあえずの分類終了。
細菌は原核生物なので、「核」ではなく「核様体」があります。
真核生物とは違い細胞内の細胞小器官は充実していませんが、
外側の細胞小器官はたくさんありますよ!
1 総論:微生物の大まかな分類(2):原虫と細菌分類
さて、原核生物の細菌と原虫ですが。
原虫には「胞子」という真菌との共通項があります。
真菌と少し似ている、原虫を先にまとめてしまいましょう。
原虫にはアメーバ(赤痢アメーバ ...
1 総論:微生物の大まかな分類(1):イントロダクションと真菌
「生物」より小さな「微生物」。
実は、とても多種多様な存在です。
ここで真面目に分類を始めてしまうと、
分量が多いうえに、何を勉強していいのかが分かりにくくなってしまいます。
だから、こ ...
8 各論3:体温(消化器系):肝胆膵(3)胆石
膵炎の原因の1つは、胆石です。
胆石というのは、
胆汁が過度に濃縮された結果、石のような固まりになってしまったもの。
これが胆道に詰まると、炎症の原因になります。
8 各論3:体温(消化器系):肝胆膵(3)膵炎
続いて、肝臓・胆嚢・膵臓に効く薬のおはなし。
消化酵素の宝庫、膵臓に効く薬からスタートです。
膵臓は糖の消化酵素アミラーゼ、
タンパク質の消化酵素トリプシン、脂質の消化酵素 ...
8 うっ!(ショック各種)(5):脳貧血(立ちくらみ)
これまた、ショックそのものではないのですが。
脳に向かう血液が一時的に不足したために起こるのが
脳貧血…いわゆる「立ちくらみ」です。
脳細胞に限定してみれば、
一時的血液不足で一時的酸素 ...
8 うっ!(ショック各種)(4):溺水・こむらかえり
けいれんのおはなしをしたので、
「足がつる(こむらかえり)」のおはなしもしてしまいましょう。
ショックを起こす窒息状態になる
「溺水(おぼれ)」の原因でもありますからね。