1 はじめに

解剖生理学の入門編「きそのき解剖生理学」では、

どうしてもおはなしできなかったところがあります。

ヒトの外側表面を覆う、皮膚のおはなしです。

看護師国家試験では、

他の分野との関係(病態 ...

3 爪

マニキュアは落としたいとき以外に、

手洗い等で落ちてしまっては困りますね。

だから水と油の2つに大きく分けると、

少なくとも色以外の部分のマニキュアの成分は

「油」に近いはずです。

2 皮膚

では、2つのアミノ基と入れ替わった

パラフェニレンジアミンではどうか。

こちらも元になったヒドロキノン同様に還元性があります。

その還元性のおかげで、

後でおはなしする染髪のところでも役 ...

2 皮膚

「炎症」については、

生化学の白血球や過敏症のところでおはなし済みですが。

皮膚(そしてこの先の髪)に関係して、

少し強調しておきたいのが「接触性アレルギー」です。

皮膚に影響が出てくる ...

2 皮膚

ニキビは毛穴に皮脂や油汚れが詰まることがスタート。

単に「詰まった!」状態が白ニキビ。

汚れが毛穴から出てくれば治りますが…

力任せに「押し出す」と周囲の皮膚が傷んで痕が残ってしまいます。

2 皮膚

セッケンによるpHの変化が皮膚そのものではなく、

皮膚の親戚の「髪」だとどうなるか。

髪の見える部分(皮膚から外に出ている部分)は、

タンパク質そのものです。

タンパク質ということは、

2 皮膚

セッケンの基本が分かったので、もう少し先に進みます。

基本的なセッケンで油汚れを落とすことができるので、

これで皮脂もお化粧も日焼け止めもしっかり落として、

皮膚は清潔なのですが…問題があります。

2 皮膚

ここで確認。

なぜセッケンを使うと油汚れが落ちるのか。

「セッケン」と一言でまとめていますが、

その基本は「脂肪酸のナトリウム塩」です。

 

多分生化学で勉強したと ...

2 皮膚

皮脂の働きが分かって、重要なんだと理解はしても…

「だって…皮脂は嫌なもの…」と

思ってしまう人はいることでしょう。

出すぎると皮膚が脂ぎってくることは確かに事実。

せっかくきれいにでき ...

2 皮膚

皮脂の役目は、

皮膚表面の水分を守ることと、皮膚表面のpHを守ること。

皮脂は「お化粧崩れのもと!」と

日々邪魔者扱いされることが多いのですが…。

「水分を守る」と「pHを守る」の重要性 ...