3 爪(2)異常

マニキュアは落としたいとき以外に、

手洗い等で落ちてしまっては困りますね。

だから水と油の2つに大きく分けると、

少なくとも色以外の部分のマニキュアの成分は

「油」に近いはずです。

でも、入浴時にセッケンで落ちてしまってもやっぱり困ります。

だからただの油ではなく、

「有機溶媒でしか落ちない(特殊な)油」が主成分。

そんなマニキュアを落とす除光液は「有機溶媒」。

「アセトン」と書いてあるものが「有機溶媒」ですよ。

そしてこの有機溶媒は特殊な油も溶かしますから…

普通の油も溶けます。

爪の最外層の油も、溶かしてしまうということですね。

だからそのままでは爪も(油の層不足から)水分不足になって、

「爪につやがない」,

「爪の調子が悪い」ことにつながってしまいます。

 

「マニキュアを落としておしまい」ではなく、

油分も補給することをお忘れなく。

爪には皮膚と違って脂腺がないので、なおさらです。

除光液自体に保湿成分を含むものもありますが、

自分でも「油がなくなるから補充して膜を作る」

意識をお忘れなく!

 

「皮膚とセッケンのおはなし」と同様に

「じゃあ、マニキュアを落とさなければいいんじゃないの?」

という考えが出てきますが。

マニキュアは爪の表面(体の外側の、さらに外)にある以上、

物理的に傷つくことは避けられません。

徐々にはがれて、欠けが出てしまう

(そこだけ直そうとしてもきれいにならない)ことは

宿命レベルです。

「それなら表面だけに色を付けるのではなく、

全体に色のついたネイルチップなら、

つけっぱなしにできる?」と思いたくなりますが。

こちらも「感染」の問題が出てきてしまいます。

ネイルチップでよく起こる「グリーンネイル」と、

爪の感染として一般的な

「水虫(白癬菌感染)」のおはなしをしますからね。