10 脳神経系のおはなし(1)中枢の基本構造と血管異常(2)
A 脳自体の出血
「脳出血」とは、
頭蓋内の脳実質(大脳・小脳・脳幹等)内での出血のこと。
脳幹というのは、中脳・橋・延髄をまとめた呼び名。
生命維持中枢があり、
脳神経の出 ...
10 脳神経系のおはなし(1)中枢の基本構造と血管異常(1)
全身を指揮・命令する神経系(中枢)の
おはなしのスタートです。
中枢に情報を伝え、
中枢から出た命令を伝える末梢神経系のおはなしは、
もう少しおはなしが進んでから。
神経伝達 ...
9 呼吸器系のおはなし(4)呼吸中枢とその異常(2)
「呼吸」が正常にできるところを確認できました。
このとき、
主に中枢が呼吸命令を出すもとになるのは、
血液中の二酸化濃度情報です。
「二酸化炭素が増えてきたから、呼吸するか…」ですね。
9 呼吸器系のおはなし(4)呼吸中枢とその異常(1)
2 呼吸中枢とその異常
骨が一段落したので、
呼吸の大元締め「中枢」のおはなしです。
意図して(意識して)筋肉に
「縮め!」の命令を送るのは、大脳のお仕事。
でも、意識しなく ...
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(8)
運動は原則として体に良いものですが、
関節を痛めてしまうことがあります。
外力が1回働いたせいで起こる
骨折・脱臼のような「スポーツ外傷」と、
過度の繰り返しで起こる
「スポ ...
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(7)
股関節は大腿骨骨頭と寛骨臼からできています。
自由度が高いけど、外れやすい球関節でしたね。
先天性原因によるものが多いのですが、
関節痛を自覚して医療機関にかかるのは
30代を過ぎてから ...
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(6)
骨の腫瘍は、
他から飛んでくる「転移性」が多いですね。
でも骨が原因(原発)の腫瘍も、
かなりの種類があります。
ただ種類の割に発生数は少ないので、
一番発症が多い
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(5)
(2) 骨の変形・変性、腫瘍
同じく高齢者に多い椎体の変形・変性についても
おはなししていきますね。
椎体がおかしくなると、
中に入っている脊髄の働きが害されて症状が出てきます。 ...
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(4)
D 高齢者の骨折
続いて高齢者の骨折。
こちらは骨粗鬆症と深く関係してきます。
骨粗鬆症というのは、
骨の強度(骨密度と骨質)の低下で
骨折リスクが高まる骨の障害。
9 呼吸器系のおはなし(3)骨の異常(3)
B 脊椎骨折
続いて脊椎骨折のおはなし。
脊椎とは、背骨のこと。
背骨は小さな平べったい円柱状の骨が
たくさん集まってできています。
上から、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎。そして尾 ...