7 各論1:イントロダクションと真菌

各論は、とにかく分量が多いです。

看護に必要なものに限定していきますが…それでも相当の量になります。

だからこそ「全体の中の位置関係」を見失ってはいけません。

 

各論は真菌か ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

B 部分がおかしくなるもの

「部分がおかしくなるもの」のおはなしに入ります。

どこがおかしくなるか、病名に出ているものが多いですね。

 

「関節リウマチ(RA)」は、中年以降の ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

(2)自己抗体以外の自己免疫疾患

自己抗体はないけど、

自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患もあります。

 

代表格はベーチェット病。

原因不明の炎症性疾患で、

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

筋肉に出るものが多発性筋炎と皮膚筋炎。

約5~8割に抗核抗体ができ、

その他の自己抗体ができることもあります。

どちらも骨格筋が障害されて、筋肉痛が出現。

立ち上がる・飲み込むといった

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

(1)自己抗体が関係する自己免疫疾患

自己抗体が悪さをする自己免疫疾患は、

「全身がおかしくなるもの」と

「部分がおかしくなるもの」に分かれます。

 

A 全身がお ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

アトピー性皮膚炎は皮膚炎ですが…

「アトピー(「不思議な・とらえどころのない」

:ギリシャ語)」の名の通り、かなり複雑です。

一応「増悪・寛解を繰り返す、

かゆみのある湿疹を主病変とする ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

(5)蕁麻疹(じんましん)、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎

皮膚症状とアレルギー…とくれば、

蕁麻疹(じんましん)、接触性皮膚炎、

アトピー性皮膚炎もほしいところ。

  ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

(3)気管支ぜんそく

Ig-Eに関連して、呼吸器系の気管支ぜんそくを少し先取り。

気管支ぜんそくというのは、

気管が細く枝分かれした気管支の粘膜に慢性的な炎症が起こったもの。

「ダニに対 ...

5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患

1 過敏症(アレルギー)

 

過敏症(アレルギー)は、異物を体の外に出そうという

免疫系の自然な働きによって出た症状。

細胞レベルから見れば一見正常なのに、

ヒト個 ...

4 体温のおはなし(1)血液・免疫(1)

【イントロダクション:体温全体について】

今回からは、体温を測る意味についてのおはなしです。

体温は身近な存在ですが、

平熱(正常体温)は常に同じではありません。

日内変動もあれば、年齢 ...