6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(4)
(3)舌、唾液腺
口の中で食べ物と唾液をかき混ぜる舌。
「おいしさ(味覚)」情報を
感じ取るところでもありますね。
味覚を担当する味蕾は、舌表面の粘膜にいます。
生まれ変わり ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(3)
歯槽膿漏に代表される歯周病は、
慢性炎症からポケットができることが問題です。
始まりは、虫歯同様歯垢(プラーク)。
微生物の出す酸によって、
歯肉が炎症を起こします(歯肉炎)。
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(2)
(2)粘膜炎症、歯周病と虫歯
粘膜の炎症で、
身近かつ影響が大きいものが「アフタ」ですね。
円形(または楕円形)の、痛みのある、
浅い潰瘍がアフタです。
1~3か月周期で治癒 ...
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(6)
B 部分がおかしくなるもの
「部分がおかしくなるもの」のおはなしに入ります。
どこがおかしくなるか、病名に出ているものが多いですね。
「関節リウマチ(RA)」は、中年以降の ...
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(8)
(2)自己抗体以外の自己免疫疾患
自己抗体はないけど、
自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患もあります。
代表格はベーチェット病。
原因不明の炎症性疾患で、
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(7)
筋肉に出るものが多発性筋炎と皮膚筋炎。
約5~8割に抗核抗体ができ、
その他の自己抗体ができることもあります。
どちらも骨格筋が障害されて、筋肉痛が出現。
立ち上がる・飲み込むといった
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(5)
(1)自己抗体が関係する自己免疫疾患
自己抗体が悪さをする自己免疫疾患は、
「全身がおかしくなるもの」と
「部分がおかしくなるもの」に分かれます。
A 全身がお ...
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(4)
アトピー性皮膚炎は皮膚炎ですが…
「アトピー(「不思議な・とらえどころのない」
:ギリシャ語)」の名の通り、かなり複雑です。
一応「増悪・寛解を繰り返す、
かゆみのある湿疹を主病変とする ...
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(3)
(5)蕁麻疹(じんましん)、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎
皮膚症状とアレルギー…とくれば、
蕁麻疹(じんましん)、接触性皮膚炎、
アトピー性皮膚炎もほしいところ。
...
5 体温のおはなし(2)過敏症と自己免疫疾患(2)
(3)気管支ぜんそく
Ig-Eに関連して、呼吸器系の気管支ぜんそくを少し先取り。
気管支ぜんそくというのは、
気管が細く枝分かれした気管支の粘膜に慢性的な炎症が起こったもの。
「ダニに対 ...