3 ちょっと寄り道:サイトカインストーム(1)
3 ちょっと寄り道:サイトカインストーム
新コロナちゃんにかかった(感染した)ときに、
出現したら怖いものとして「サイトカインストーム」があります。
起こっていることは「サ ...
2 ヒトの免疫の理解・確認(3)
続いてワクチン(予防接種)の確認。
「待ってなんかいないで、異物を体内に入れちゃおう!
一次応答さえ済ませれば、あとはこっちのものだ!」
これがワクチンの基本です。
もちろん、ただ異物を ...
2 ヒトの免疫の理解・確認(2)
でも、同じ異物がのこのこと
また侵入してきたら反応が変わります。
2回目以降の異物の侵入に対する体の反応、
二次応答のスタートです。
以前侵入してきたときに、何が効くかは分かっています。 ...
2 ヒトの免疫の理解・確認(1)
2、ヒトの免疫の理解・確認
じゃあ、どうして新コロナちゃんは大問題になったのか。
それは「地球上のすべてのヒトに免疫がない」からです。
言い換えれば「体の中の一次応答でしか対応できない」ということ。 ...
1 どうして新コロナちゃんは問題?
これを書いている2020年現在、
世界中を恐怖のどん底におとしいれている新型コロナウイルス
(COVID-19:以下「新コロナちゃん」)。
どうしてここまで問題になっているのでしょうか。
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック3)
(おまけ:ショックの基準)
ここで、ショックの基準を確認しましょう。
「①血圧低下かつ②小項目のうち3つ」をみたすと「ショック」です。
①の血圧低下は、収縮期血圧が90mm ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック2)
「4、血液分布異常性ショック」は、
慣れていないとイメージしにくいかもしれません。
ここは「①敗血症」「②神経原性」
「③アナフィラキシー」に大別できます。
「 ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック1)
4 ショック
心臓と血管のおはなしの各所に
「ショック」という言葉が出てきました。
ショックは、意外と広い概念です。
ここで整理しておくことにしましょう。
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(奇脈)
3 奇脈
心臓の動きと血管にかかる圧力の関係は、
解剖生理学で勉強しましたね。
左心室が収縮して大動脈に勢いよく血液が流れ込むと、
収縮期血圧(最大血圧)。
左心室が元の大き ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(瘤と解離)
(3)瘤と解離
「瘤」というのは「こぶ」のこと。
血管の太さが本来の1.5倍になってしまうと「瘤」です。
血管の3層全部が膨らんでいる
(血管内腔が1.5倍以上)だと真正瘤。