13 各論7:ウイルス(1)DNAウイルス

(B)サイトメガロウイルス

サイトメガロウイルスは、

感染後ヒトの体液・分泌液に広く排出されるウイルス。

しかも不顕性感染をするため、

従来日本人は70~90%の成人に抗体があるウイルス ...

13 各論7:ウイルス(1)DNAウイルス

D ヘルペスウイルス科

続いて代表ウイルスがたくさんいるヘルペスウイルス科。

エンベロープのある、正二十面体のウイルスです。

ヘルペスウイルス科は潜伏感染を起こして、

感染状態が持続する ...

13 各論7:ウイルス(1)DNAウイルス

B パルボウイルス科

パルボウイルス科はアデノウイルスと似た形

(エンベロープなし、正二十面体)。

1本鎖DNAでウイルス情報を伝え、

ヒトにかかるウイルスとしては最小です。

13 各論7:ウイルス(1)DNAウイルス

ここからは「生物?」か怪しい「ウイルス」のおはなしに入りましょう。

微生物各論の、最終ブロックですね。

ここもかなりたくさんの種類がありますので、

情報記録にDNAを使うか、RNAを使うかで大別しま ...

12 各論6:桿菌?らせん菌、スピロヘータ

C クラミジア

クラミジアも、リケッチア同様

生きた細胞内でしか生きられません(偏性細胞内寄生性細菌)。

ただ、クラミジアは介在生物いらず。

細胞外生存に適した「基本小体」という形で生き ...

12 各論6:桿菌?らせん菌、スピロヘータ

A マイコプラズマ

マイコプラズマは、細菌なのに細胞壁がありません。

そのせいで体(菌体)を大きくできず、

ろ過器の種類によっては通り抜けられてしまうほどの

極小菌がマイコプラズマです。 ...

12 各論6:桿菌?らせん菌、スピロヘータ

「らせん菌」よりもっとねじれたものは

「スピロヘータ」といいます。

キーホルダーの伸び縮みするコード

(スパイラルコード)のような形です。

ここに含まれるのがトレポネーマ属、ボレリア属、 ...

12 各論6:桿菌?らせん菌、スピロヘータ

一応は「桿菌のビブリオ属」なのですが…

少し曲がっているのがコレラ菌。

バナナのように「ちょっとねじれ?」ぐらいの形です。

 

コレラ菌は海水と淡水が混ざるところ(汽水域)が好 ...

11 各論5:細菌(2)桿菌

(B)ヘモフィラス属

腸内細菌科に続く2グループ目、ヘモフィラス属に入ります。

ヘモフィラス属で有名なのは、インフルエンザ菌と軟性下疳菌ですね。

 

(a)インフルエンザ菌

11 各論5:細菌(2)桿菌

(ⅲ) サルモネラ属

サルモネラ属の多くは脊椎動物の腸管内常在細菌です。

ただし、その中の一部が食中毒による胃腸炎や

「チフス様疾患」の原因菌になります。

 

食中 ...