2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
では、2つのアミノ基と入れ替わった
パラフェニレンジアミンではどうか。
こちらも元になったヒドロキノン同様に還元性があります。
その還元性のおかげで、
後でおはなしする染髪のところでも役 ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
「炎症」については、
生化学の白血球や過敏症のところでおはなし済みですが。
皮膚(そしてこの先の髪)に関係して、
少し強調しておきたいのが「接触性アレルギー」です。
皮膚に影響が出てくる ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
ニキビは毛穴に皮脂や油汚れが詰まることがスタート。
単に「詰まった!」状態が白ニキビ。
汚れが毛穴から出てくれば治りますが…
力任せに「押し出す」と周囲の皮膚が傷んで痕が残ってしまいます。
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
セッケンによるpHの変化が皮膚そのものではなく、
皮膚の親戚の「髪」だとどうなるか。
髪の見える部分(皮膚から外に出ている部分)は、
タンパク質そのものです。
タンパク質ということは、
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
セッケンの基本が分かったので、もう少し先に進みます。
基本的なセッケンで油汚れを落とすことができるので、
これで皮脂もお化粧も日焼け止めもしっかり落として、
皮膚は清潔なのですが…問題があります。
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
ここで確認。
なぜセッケンを使うと油汚れが落ちるのか。
「セッケン」と一言でまとめていますが、
その基本は「脂肪酸のナトリウム塩」です。
多分生化学で勉強したと ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
皮脂の働きが分かって、重要なんだと理解はしても…
「だって…皮脂は嫌なもの…」と
思ってしまう人はいることでしょう。
出すぎると皮膚が脂ぎってくることは確かに事実。
せっかくきれいにでき ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
皮脂の役目は、
皮膚表面の水分を守ることと、皮膚表面のpHを守ること。
皮脂は「お化粧崩れのもと!」と
日々邪魔者扱いされることが多いのですが…。
「水分を守る」と「pHを守る」の重要性 ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
「皮膚の細胞を守るため」に必要なもの、
続けて確認していきましょう。
皮膚には、汗の出る穴(汗腺)があります。
汗は体温を調節するために必要ですね。
汗は水(水分)が主成分。
2 皮膚(2)皮膚の細胞に必要なもの
メラニンが反応するまでに時間がかかるのは事実。
メラニン反応までの急な紫外線侵入には
日焼け止めの優位性があることを前回おはなししました。
と、考えると。
急に ...