3 脈拍・血圧のおはなし(2)血管

(おまけ:ショックの基準)

ここで、ショックの基準を確認しましょう。

「①血圧低下かつ②小項目のうち3つ」をみたすと「ショック」です。

 

①の血圧低下は、収縮期血圧が90mm ...

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「4、血液分布異常性ショック」は、

慣れていないとイメージしにくいかもしれません。

ここは「①敗血症」「②神経原性」

「③アナフィラキシー」に大別できます。

 

「 ...

3 脈拍・血圧のおはなし(2)血管

4 ショック

心臓と血管のおはなしの各所に

「ショック」という言葉が出てきました。

ショックは、意外と広い概念です。

ここで整理しておくことにしましょう。

 

3 脈拍・血圧のおはなし(2)血管

3 奇脈

心臓の動きと血管にかかる圧力の関係は、

解剖生理学で勉強しましたね。

左心室が収縮して大動脈に勢いよく血液が流れ込むと、

収縮期血圧(最大血圧)。

左心室が元の大き ...

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(3)瘤と解離

「瘤」というのは「こぶ」のこと。

血管の太さが本来の1.5倍になってしまうと「瘤」です。

血管の3層全部が膨らんでいる

(血管内腔が1.5倍以上)だと真正瘤。

3 脈拍・血圧のおはなし(2)血管

エコノミー症候群のように長時間経過後が怖いものに

「挫滅症候群(クラッシュドシンドローム)」があります。

事故や自然災害等でがれきの下敷きになり、

救出後に急変が生じる症候群です。

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(2)塞栓・血栓

粥腫等がはじけてしまった後の、塞栓のおはなし。

関係の深い肺循環障害と、

「はじける」がらみで

動脈瘤や動脈解離のおはなしもここでしましょうね。

  ...

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2 血管の異常

いきなりですが、

「動脈硬化がなぜ起こるのか」のメカニズムは研究中です。

「これらは関係性が高いのではないか」と

いうものは分かってきていますので、

その範囲 ...

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(2)高血圧

高血圧は、収縮期血圧が140mmHg以上、

拡張期血圧が90mmHg以上とするのが

2009年の高血圧学会の指針です。

 

こちらも、原因は一応2つに ...

3 脈拍・血圧のおはなし(2)血管

今回は血管系がメインになる

脈と血圧のおはなしです。

どちらも身体の侵襲なく、

体の中で起こっていることを知る大事な指標!

血圧異常と、

それに関係の深い動脈硬化のおはなしか ...