4 体温のおはなし(1)血液・免疫(7)
「血球の増えまくり(腫瘍)」として、
悪性リンパ腫のおはなし。
悪性リンパ腫は、
リンパ球やその前段階(リンパ系前駆細胞)に基づく腫瘍。
B細胞が増えるものと、
T細胞・ナチ ...
4 体温のおはなし(1)血液・免疫(6)
ちょっぴり細かい補足になりますが。
慢性骨髄性白血病(C・ML)では、
おかしくなった細胞に染色体9番と22番の転座が起きた
「フィラデルフィア染色体」が出ます。
慢性リンパ性白血病(C ...
4 体温のおはなし(1)血液・免疫(5)
では、白血球の働きが不十分になるのはどんなときか。
好中球は感染症や火傷、糖尿病に続くかたちで
機能低下が起こります。
糖尿病で怖い「易感染性」は、ここに入りますよ。
リンパ球も感染症で ...
4 体温のおはなし(1)血液・免疫(4)
2 白血球の異常
白血球は貪食担当(好中球、単球(マクロファージ))と、
リンパ球に大別できました。
リンパ球にはTリンパ球とBリンパ球がいて、
Bリンパ球は抗 ...
4 体温のおはなし(1)血液・免疫(3)
(2)溶血性尿毒症症候群・紫斑病
溶血性尿毒症症候群は、
O-157で有名な病原性大腸菌の出すベロ毒素が
腎臓等をおかしくしてしまったもの。
微生物学:細菌(桿菌・グラム陰性)
4 体温のおはなし(1)血液・免疫(2)
【イントロダクション(血液と免疫)】
血液と免疫のおはなしスタート。
血液は血球成分(有形成分)の赤血球・白血球・血小板と、
血漿成分(無形成分)からできています。
血球成分より血漿成分 ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック3)
(おまけ:ショックの基準)
ここで、ショックの基準を確認しましょう。
「①血圧低下かつ②小項目のうち3つ」をみたすと「ショック」です。
①の血圧低下は、収縮期血圧が90mm ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック2)
「4、血液分布異常性ショック」は、
慣れていないとイメージしにくいかもしれません。
ここは「①敗血症」「②神経原性」
「③アナフィラキシー」に大別できます。
「 ...
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(ショック1)
4 ショック
心臓と血管のおはなしの各所に
「ショック」という言葉が出てきました。
ショックは、意外と広い概念です。
ここで整理しておくことにしましょう。
3 脈拍・血圧のおはなし(2):血管(奇脈)
3 奇脈
心臓の動きと血管にかかる圧力の関係は、
解剖生理学で勉強しましたね。
左心室が収縮して大動脈に勢いよく血液が流れ込むと、
収縮期血圧(最大血圧)。
左心室が元の大き ...