11 精神のおはなし

前ブロックでは、脳や脊髄といった

中枢の「変!」について勉強しました。

そこで「せん妄」「抑うつ状態」などの

聞きなれない言葉がいくつか出てきたはずです。

これらは精神機能について理解し ...

10 脳神経系のおはなし

けいれんは対症療法になることが多い以上、

本人や家族、さらには学校や職場等の協力が欠かせません。

小児・学童では、家族や学校・保育所等の理解がとても大事!

体育(水泳)、入浴時には決して目を離さない ...

10 脳神経系のおはなし

(2)頚椎症・腰椎症

骨のところでは椎骨に注目した頚椎症・腰椎症を、

今回は中枢障害の視点から復習しましょう。

 

骨や椎間板、周辺靱帯等の変化で、

脊髄が圧迫され ...

10 脳神経系のおはなし

2 「変!」の結果

以上、様々な原因で中枢の神経細胞が

「変!」になることを確認してきました。

ここからは結果に注目してみましょう。

ここでは身近な頭痛をはじめ、

頚椎症・腰 ...

10 脳神経系のおはなし

D 脊髄小脳変性症

小脳の神経細胞がおかしくなってしまったものが

「脊髄小脳変性症(SCD)」。

小脳を中心に脊髄その他の神経系がおかしくなり、

歩行時のふらつきなどの症状を示す疾患の一 ...

10 脳神経系のおはなし

C 筋萎縮性側索硬化症

運動神経細胞がおかしくなってしまう代表は

「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」。

上位・下位の運動神経細胞(ニューロン)が

選択的に障害される、原因不明の病気です。

10 脳神経系のおはなし

(2)ハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症

A ハンチントン病

まずは運動障害、行動変化、知能低下を起こす

常染色体優性遺伝疾患のハンチントン病から。

運 ...

10 脳神経系のおはなし

B アルツハイマー病

アルツハイマー病(AD)は

40代以降に発症する原因不明の認知症。

40代未満で発症すると「若年性アルツハイマー病」です。

海馬や大脳皮質が萎縮し、神経細胞が脱落し ...

10 脳神経系のおはなし

B 脳梗塞

脳梗塞とは、血管が詰まった結果、

脳の細胞が死んでしまったもの。

脳卒中の3/4は、脳梗塞によるものですね。

「詰まった!」にはいろいろなものが含まれます。

空気 ...

10 脳神経系のおはなし

1 神経変性疾患

神経細胞それ自体がおかしくなってしまうのが、

神経変性疾患。

パーキンソン病、アルツハイマー病、

ハンチントン病、脊髄小脳変性症、

筋委縮性側索硬化症、