10 脳神経系のおはなし

C 脊髄血管障害

脳だけでなく脊髄でも血管障害は起こります。

脊髄の前(腹側)で起こるか、

後ろ(背側)で起こるかによって症状が変わります。

 

前脊髄動脈症候群で ...

10 脳神経系のおはなし

…見るところが多すぎて訳が分からない?

まさにその感想通り、

脳や脊髄がおかしくなると全身に影響が出ます。

しかも原因が動脈硬化に関係していれば、

メタボリックシンドロームのおはなしさえ ...

10 脳神経系のおはなし

脳ヘルニアは、

はみ出したところの働きが変になってしまいます。

解剖生理学:脳神経系と内分泌系

大脳と小脳を分ける硬膜は

「小脳テント」と呼ばれています。

その小脳テントの上 ...

10 脳神経系のおはなし

B 脳を取り巻く膜での出血と血腫

膜の出血で一番多いのはくも膜下出血。

脳を取り巻く膜は

硬膜、くも膜、軟膜の3層構造。

真ん中にあるくも膜の下は、

脳に血液を届ける動脈が通 ...

10 脳神経系のおはなし

A 脳自体の出血

「脳出血」とは、

頭蓋内の脳実質(大脳・小脳・脳幹等)内での出血のこと。

脳幹というのは、中脳・橋・延髄をまとめた呼び名。

生命維持中枢があり、

脳神経の出 ...

10 脳神経系のおはなし

全身を指揮・命令する神経系(中枢)の

おはなしのスタートです。

中枢に情報を伝え、

中枢から出た命令を伝える末梢神経系のおはなしは、

もう少しおはなしが進んでから。

神経伝達 ...

9 呼吸器系のおはなし

「呼吸」が正常にできるところを確認できました。

このとき、

主に中枢が呼吸命令を出すもとになるのは、

血液中の二酸化濃度情報です。

「二酸化炭素が増えてきたから、呼吸するか…」ですね。

9 呼吸器系のおはなし

2 呼吸中枢とその異常

骨が一段落したので、

呼吸の大元締め「中枢」のおはなしです。

意図して(意識して)筋肉に

「縮め!」の命令を送るのは、大脳のお仕事。

でも、意識しなく ...

9 呼吸器系のおはなし

運動は原則として体に良いものですが、

関節を痛めてしまうことがあります。

外力が1回働いたせいで起こる

骨折・脱臼のような「スポーツ外傷」と、

過度の繰り返しで起こる

「スポ ...

9 呼吸器系のおはなし

股関節は大腿骨骨頭と寛骨臼からできています。

自由度が高いけど、外れやすい球関節でしたね。

先天性原因によるものが多いのですが、

関節痛を自覚して医療機関にかかるのは

30代を過ぎてから ...