10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

前回までで、

DNAとRNAの関係についてわかりましたね。

最初に、専門用語でまとめておきましょう。

『DNAは1つしかないが、

RNAにはmRNA、tRNA、

rRNAの3 ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

塩基の少し詳しいおはなし。

塩基は手をつなぐ相手が決まっていましたね。

アデニンはチミン(RNAならアデニンとウラシル)、

グアニンはシトシンとしか手をつなぎません。

これは「伸ばす手の ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

塩基のおはなしが一通り終わりました。

痛風(尿酸)と

プリン体(プリン環を持つもの)についても、

前回のおはなしで分かってくれたはず。

今回はちょっとだけ塩基の補足。

なぜ紫 ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

ここまでで、核酸についての理解が進んだはずです。

もうセントラルドグマの話を始めても大丈夫そうですね。

 

セントラルドグマ…直訳すると「中央教義」です。

「なあにこれぇ…」で ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

セントラルドグマの補足説明、残りは翻訳ですね。

「翻訳」という以上、

ある言語から別の言語に訳しているはず。

ここで行われているのは、

塩基言語からアミノ酸言語への「翻訳」です。 ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

今回は遺伝子治療・遺伝子組み換え食品の原理のおはなし。

「逆転写」を理解するにはもってこいですよ。

 

遺伝子治療や遺伝子組み換え食品が作られたのは、

「欠けている遺伝子(設計 ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

「情報の変わりやすさがこわいRNA!」と前回出てきました。

では、変わったらどうなるのか。

ここでは「鎌状赤血球症」の例で勉強しましょう。

 

赤血球は赤くて平べったい円盤状の ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

「ヘテロ」という言葉は、

生物を勉強してきた人には懐かしい響きかもしれませんね。

今回は、ヘテロの観察対象をヒトにしぼっておはなししますよ。

 

私たちは設計図(DNA)を両親 ...

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

性染色体に関係する病気として有名な、

血友病についておはなししますね。

血友病は性染色体Xにある情報が

少しおかしくなってしまったせいで、

血が止まりにくくなってしまった病気です。

10 核酸(DNA・RNA)遺伝子のおはなし

今回は染色体の振り分けについてのおはなし。

染色体というのは細胞分裂時に出てくる、

DNAがぎゅぎゅっと集まって

X字型やY字型になったものです。

細胞分裂のときにコピー忘れや配布ミスを ...