3 爪(2)異常
グリーンネイルは、
増えると緑色に見える細菌(緑膿菌)が原因。
緑膿菌自体は、日常、その辺にいる普通の細菌です。
でも爪とネイルチップの間に隙間があると、
そこに入り込んで増えてしまうこ ...
3 爪(1)基本構造と正常
爪(爪甲)は、上皮細胞(皮膚)が変化したもの。
だから爪を健康に保つためには、
皮膚細胞が健康であることが必要ですね。
爪の主成分はケラチンというタンパク質。
皮膚の角質に多く含まれて、 ...
1 イントロダクション
解剖生理学の入門編「きそのき解剖生理学」では、
どうしてもおはなしできなかったところがあります。
ヒトの外側表面を覆う、皮膚のおはなしです。
看護師国家試験では、
他の分野との関係(病態 ...
3 爪(2)異常
マニキュアは落としたいとき以外に、
手洗い等で落ちてしまっては困りますね。
だから水と油の2つに大きく分けると、
少なくとも色以外の部分のマニキュアの成分は
「油」に近いはずです。
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
では、2つのアミノ基と入れ替わった
パラフェニレンジアミンではどうか。
こちらも元になったヒドロキノン同様に還元性があります。
その還元性のおかげで、
後でおはなしする染髪のところでも役 ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
「炎症」については、
生化学の白血球や過敏症のところでおはなし済みですが。
皮膚(そしてこの先の髪)に関係して、
少し強調しておきたいのが「接触性アレルギー」です。
皮膚に影響が出てくる ...
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
ニキビは毛穴に皮脂や油汚れが詰まることがスタート。
単に「詰まった!」状態が白ニキビ。
汚れが毛穴から出てくれば治りますが…
力任せに「押し出す」と周囲の皮膚が傷んで痕が残ってしまいます。
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
セッケンによるpHの変化が皮膚そのものではなく、
皮膚の親戚の「髪」だとどうなるか。
髪の見える部分(皮膚から外に出ている部分)は、
タンパク質そのものです。
タンパク質ということは、
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
セッケンの基本が分かったので、もう少し先に進みます。
基本的なセッケンで油汚れを落とすことができるので、
これで皮脂もお化粧も日焼け止めもしっかり落として、
皮膚は清潔なのですが…問題があります。
2 皮膚(3)皮膚に必要なもの
ここで確認。
なぜセッケンを使うと油汚れが落ちるのか。
「セッケン」と一言でまとめていますが、
その基本は「脂肪酸のナトリウム塩」です。
多分生化学で勉強したと ...