11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(7)
学習障害(特異的発達障害)というのは、
知的発達に遅れがなく、
視聴覚や運動能力に大きな問題はなく、
生育環境・教育環境が適切で、
本人のモチベーションがあるにもかかわらず、
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(6)
2 時期・段階に特徴的な精神障害
精神にかかるストレスの内容は、
年代(成長・発達段階)によって異なります。
成長・発達に応じて出現しやすい
(目に付きやすい)障害のおはなしです。
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(5)
性機能不全というのは、
適切な性的刺激があるにも関わらず、
性反応の一部又は全体において、
主観的な快楽・欲求、身体の反応に
障害が生じている状態です。
身体的要因と精神的要 ...
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(4)
そして入院中にオペラント条件付けによる
入院行動療法等を行い、
体重が40kgほどまで回復したら外来で通院しつつ、
修正認知行動療法等をしていくことになります。
目標は、本人が体重を回復 ...
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(3)
D 睡眠時随伴症
睡眠に関連した「困った!」が睡眠時随伴症。
突然起き上がって動き始めてしまう夢遊病や、
激しく絶叫・号泣を始める夜驚症などが当てはまります。
どちらも8歳以下の男児に多 ...
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(2)
B 過眠症
眠りすぎてしまうものが過眠症(ナルコレプシー)。
ナルコレプシーについては、
脳・脊髄3(「変!」の結果)のところで
おはなししたので簡単に。
11 精神のおはなし(3)3大欲求障害、時期・段階に特徴的な障害(1)
1 3大欲求と精神障害
精神に対する影響は、
身体に対しても変化を及ぼすことを
解離性障害の転換症状で確認しました。
身体に出た悪影響を、
いくつか確認してみましょう。
11 精神のおはなし(2)双極性障害、統合失調症、物質使用障害、ストレス障害(10)
他の2つと比べるとイメージが難しいのが
「解離性障害」。
以前は、自己として統合されている
意識・記憶・同一性・周囲の知覚などが喪失して、
生活面でいろいろな支障が出る病気とされていまし ...
11 精神のおはなし(2)双極性障害、統合失調症、物質使用障害、ストレス障害(9)
(2)適応障害
そこまで「衝撃的な体験等」に制限されずとも
生じるものが「適応障害」です。
ストレス状況に反応して、
3か月以内に生じる不安、焦燥感、抑うつ症状などにより、
...
11 精神のおはなし(2)双極性障害、統合失調症、物質使用障害、ストレス障害(8)
(1)急性ストレス反応、心的外傷後ストレス障害
急性ストレス反応とは、
災害、犯罪被害などの命にかかわるような
深刻な出来事あるいは性暴力を
体験・目撃したことが契機になり生じる急性一過 ...