7 体温のおはなし(4)内分泌系(全般)(5)
(2)副甲状腺
甲状腺の上に点状にあるのが副甲状腺。
副甲状腺ホルモン(パラトルモン:PTH)は、
骨代謝に関係するホルモン。
ビタミンD、カルシウムのキーワードを加えれば、
7 体温のおはなし(4)内分泌系(全般)(4)
甲状腺ホルモンが不足するのが「甲状腺機能低下症」。
末梢組織における甲状腺ホルモン作用不足で、
全身または標的器官が機能不全です。
症状として何が起こるか、
「 ...
7 体温のおはなし(4)内分泌系(全般)(3)
((2)下垂体の続き)
下垂体ホルモンの出すぎの原因に
「下垂体腫瘍」があります。
大部分は、転移をしない良性腫瘍。
増えた細胞のせいでホルモンを多く出すようになる
過剰産生 ...
7 体温のおはなし(4)内分泌系(全般)(2)
((1):視床下部の続き)
逆に視床下部の働きが過剰になるのが中枢性思春期早発症。
女児に多く、腫瘍が主な原因です。
小学2年生くらい(7歳半)で乳房発達が始まり、
骨の成長点である骨端 ...
7 体温のおはなし(4)内分泌系(全般)(1)
【イントロダクション:今月と来月分】
体温に関係する3ブロック目。
内分泌系のおはなしスタートです。
内分泌系(ホルモン)は、
細胞がATPを作る「代謝」をコントロールしています。
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(29)
おまけ:HBVの抗原と抗体
マーカー(指標)になっているのは、抗原と抗体です。
生化学:細胞とアレルギー
HBVでは「表面のタンパク質(HBs)」と
「ウイルスの中で作られた後
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(28)
(3)肝移植
今までのおはなしの中で
何回も出てきた「肝移植」。
移植である以上、
提供者と免疫抑制の問題があることは分かりますね。
しかも生体肝移植となれば、
...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(27)
肝腎症候群とは
肝硬変末期に合併する機能的腎不全のこと。
腎皮質の血管がけいれんし、
血行不安定と血流分布異常が起こります。
腎臓は下部消化器系のおはなしをするまでもなく
と ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(26)
C型肝炎ウイルス(HCV)は約7割がキャリア化し、
慢性肝炎化します。
微生物学:RNAウイルス
約10~30年かけて、3~4割が肝硬変になるコースです。
自覚症状は出ても食欲不振、倦怠 ...
6 体温のおはなし(3)上部消化器系(+肝胆膵)(25)
(ⅰ)HAV・HEV
A型肝炎ウイルス(HAV)、
E型肝炎ウイルス(HEV)はどちらもRNAウイルス。
微生物学:HAV
微生物学:HEV
慢性化せず、がん化しないのが基本 ...