(3)小腸・大腸

「腸」のおはなしに入りましょう。

食べ物の流れから行くと、

まずは栄養吸収担当の小腸からですね。

小腸で薬が体に吸収されることも、

総論のところでおはなししてありますよ。

薬 ...

(3)小腸・大腸

前回の経管栄養の完全代用はできませんが、

多少なら輸液でも栄養分のあるものを入れることができます。

そのためにはある程度の脂質を追加する必要があるのですが。

「血管だと詰まって大惨事!だから専用レー ...

(3)小腸・大腸

メトクロプラミドの続き、併用注意を確認です。

抗コリン薬、ジギタリス製剤、抗ドパミン薬は併用注意。

 

抗コリンの「コリン」はアセチルコリン…でしたね。

アセチルコリンは副交感 ...

(3)小腸・大腸

メトクロプラミド慎重投与対象は、

「腎障害のある人・小児・高齢者」と

「脱水・栄養不良を伴う身体的疲弊のある状態」です。

腎障害のある人や小児、高齢者では

排泄(E)が不十分になりがちで ...

(3)小腸・大腸

大腸の働きは水分を吸収することと、

食べ物の残りかすを体の外に出すことです。

水分の吸収が多すぎると、便が硬くなりすぎて

体の外に出しにくい便秘になってしまいます。

逆に水分の吸収が少な ...

(3)小腸・大腸

クローン病は原因不明の難病の1つ。

効く薬は限られますが

…インフリキシマブは「効く」薬の1つです。

マクロファージが作る腫瘍壊死因子(TNFα)にくっついて、

変になった細胞を壊す(細 ...

(3)小腸・大腸

大腸のおはなし、

続いて身近な下痢と便秘に入りましょう。

下痢は便の水分が多すぎるもの、

便秘は便の水分が少なすぎるものですね。

小腸のおはなし同様、

自律神経(特に副交感神 ...

(3)小腸・大腸

下痢のときには「腸管保護」も大事です。

タンニン酸アルブミンをご紹介しましょう。

この薬は広がった腸管を適度に収縮させつつ、

表面に膜を張って粘膜を守ってくれます。

一般的な下痢に、広く ...

(3)小腸・大腸

補足は一段落。

ロペラミドの禁忌を確認です。

出血性大腸炎と抗生物質による偽膜性大腸炎に使うと、

症状悪化や治療延長を起こすため禁忌です。

 

偽膜性大腸炎の原因は ...

(3)小腸・大腸

下痢のおはなし一段落。

便秘のおはなしに入ります。

便秘は腸管の中に便が滞在しすぎて、

便の水分が少なく(硬く)なったもの。

「水分を含ませる」か

「腸管に刺激を与えて動いて ...