糖質代謝異常

血糖値そのもののコントロール以外にも、

薬が役立つところがありますよ。

例えば、末梢神経障害。

糖尿病の合併症の1つで、

特に足の壊死に大きく関係してきます。

 

脂質代謝異常

ビリルビン胆石のもとになるビリルビン。

これ、赤血球のヘムが分解されたものでしたね。

赤血球は寿命を終えると脾臓で分解されて、

ヘモグロビンから鉄(Fe)が抜けてビリルビンになります。

...

脂質代謝異常

さて、改めて高脂血症のおはなし。

なぜ血液中脂肪が多いといけないのか。

…変な刺激を受けてしまって血管内壁にたまると、

動脈硬化から高血圧を引き起こしてしまうからでしたね。

ここ、高血圧 ...

脂質代謝異常

「脂質が一度吸収されたらおしまい…」

なんてことはありませんね。

体内の脂質が

コレステロールにならないようにするお薬が

プラバスタチンナトリウム(メバロチン)。

脂質をコレ ...

脂質代謝異常

話を中性脂肪に戻しましょう。

血液中の中性脂肪(TG)の分解を

促す薬がベザフィブラート。

脂質の分解酵素リパーゼの一種

(リポタンパクキナーゼ)を活性化します。

  ...

(1)口から十二指腸

2つ目の大きなブロック「体温」に

関係するお薬を見ていきましょう。

消化器系、ホルモン(内分泌)、感染や免疫に

関係するおはなしです。

糖尿病に代表される各種代謝異常は、

消 ...

(1)口から十二指腸

食道・胃・十二指腸に効くお薬のおはなし。

ここは「胃酸」がキーワードです。

 

ちょっと胃の働きを復習しておきましょう。

胃はタンパク質消化酵素のペプシンが出るところ。 ...

(1)口から十二指腸

胃酸(塩酸:HCl)に必要な

水素イオン(H⁺)を提供する

プロトンポンプを邪魔する薬として、

オメプラゾールを見てみましょう。

薬自身に対する過敏症は、

他の薬でもおなじみ ...

(1)口から十二指腸

もう1つの受容体阻害剤が、H2受容体阻害剤。

これは「ヒスタミンがはまるところ」を邪魔するお薬で、

ファモチジン(ガスター)が有名ですね。

 

ヒスタミンの働く場所は、結構たく ...

(1)口から十二指腸

前回まで、

キーワード「胃酸」に関係するお薬を確認してきました。

途中でアセチルコリンの名前が

出てきたことからも分かるように、

自律神経系の影響が大きいところです。

精神領 ...