(6)パーキンソン病の薬

パーキンソン病に効く薬として、

ドーパミンではなく、

ノルアドレナリンの前駆体を補充する薬もあります。

ドロキシドパ(ドプス)は、

パーキンソン病や起立性低血圧に使う薬。

こ ...

(6)パーキンソン病の薬

ドーパミンが不足してしまってパーキンソン病になってしまうなら、

ドーパミン放出を促進させる方法もありますね。

例えば、アマンタジン塩酸塩(アマンジン)。

だけど、体内での産生不足が前提になっている以 ...

(6)パーキンソン病の薬

今までパーキンソン病を

「ドーパミン不足」の側面から見てきました。

実は、パーキンソン病では

アセチルコリンが増えていることが分かっています。

解剖生理学:神経伝達物質

この ...

(6)パーキンソン病の薬

不随意運動の後半。

あまりお目にかからないはずの不随意運動の例として、

「振戦」、「チック・トゥレット」、「静座不能(アカシジア)」、

「舞踏運動(コレア)」、「アテトーゼ」、「バリスム」、 ...

(6)パーキンソン病の薬

パーキンソン症候群が起こったとき、

原因が中毒性なら解決方法は「即時曝露中止」です。

一酸化炭素中毒や二硫化炭素中毒、マンガン中毒が主原因です。

職業的に曝露危険があるものだけでなく、

...

(5)てんかんの薬

前回までで麻酔と睡眠薬のおはなしが終わりましたが。

落ち着いて振り返ってみると、

「中枢抑制薬」や「MAO阻害薬」といった

単語が繰り返し出てきましたね。

それらは主に中枢(特に脳)に効 ...

(5)てんかんの薬

クロナゼパムの禁忌から確認です。

禁忌は本剤に対するアレルギーと緑内障、重症筋無力症。

緑内障と重症筋無力症が含まれる理由は、

GABA受容体刺激によって体がリラックスモードに入るから。

(5)てんかんの薬

てんかんの薬としてクロナゼパムとゾニサミドを紹介しました。

以前は使われていた薬として、

フェノバルビタールに代表される

バルビツール系てんかん薬があります。

「中枢抑制薬」と呼ばれる大 ...

(4)睡眠薬

睡眠薬は効くまでの長さや効く時間によって

「超短期」「短期」「中間」「長期」と分けられます。

すぐ効き出して(ピークは1時間以内)、

4時間くらい効く超短期。

ピークは飲んでから2時間く ...

(4)睡眠薬

「短期」睡眠薬の例として、エチゾラム(デパス)のご紹介。

こちらも飲んだことのある人はいそうですね。

禁忌や妊娠・妊娠可能性のある人や授乳中の人、

小児に対する扱いはトリアゾラムと同じです。 ...