11 精神のおはなし

でも、やっぱり抗コリン作用が

使いにくくて仕方ありません。

そこで出来たのが

「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」。

三環系・四環系を「旧世代抗うつ薬」、

選択性 ...

11 精神のおはなし

(2)薬物療法

薬物療法の基本は「抗うつ薬」。

ここに理解には、

神経伝達物質のセロトニンのおはなしが必要です。

 

ヒトの「精神」は、

様々な神経細胞 ...

11 精神のおはなし

2 抑うつ状態・うつ病

お次に「抑うつ状態」に入りましょう。

まず「抑うつ気分」というものがあります。

これは「落ち込む、滅入る(めいる)」気分のこと。

下向きの感情ですね。

11 精神のおはなし

D 前頭側頭型認知症

認知症全体の中では比較的まれな型が「前頭側頭型」。

この型の特徴は「行動異常・人格変化」です。

発症は比較的若年に多く、

「若年性認知症」に限定すれば

...

11 精神のおはなし

薬のおはなし、一段落。

アルツハイマー型認知症におはなしを戻しますよ。

 

薬でも一時改善や現状維持しかできない以上、

まだ理解力のあるうちに、本人や家族に情報を提供し、

11 精神のおはなし

(2)認知症

実はせん妄の危険因子の1つに

「認知症」もあります。

認知症というのは脳の病的変化によって

いったん発達した知的機能(認知機能)が、

日常・社会生活に支障をきた ...

11 精神のおはなし

前ブロックでは、脳や脊髄といった

中枢の「変!」について勉強しました。

そこで「せん妄」「抑うつ状態」などの

聞きなれない言葉がいくつか出てきたはずです。

これらは精神機能について理解し ...

10 脳神経系のおはなし

けいれんは対症療法になることが多い以上、

本人や家族、さらには学校や職場等の協力が欠かせません。

小児・学童では、家族や学校・保育所等の理解がとても大事!

体育(水泳)、入浴時には決して目を離さない ...

10 脳神経系のおはなし

(2)頚椎症・腰椎症

骨のところでは椎骨に注目した頚椎症・腰椎症を、

今回は中枢障害の視点から復習しましょう。

 

骨や椎間板、周辺靱帯等の変化で、

脊髄が圧迫され ...

10 脳神経系のおはなし

2 「変!」の結果

以上、様々な原因で中枢の神経細胞が

「変!」になることを確認してきました。

ここからは結果に注目してみましょう。

ここでは身近な頭痛をはじめ、

頚椎症・腰 ...