4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き

催奇形性の盲点になりがちな、

抗生物質テトラサイクリンのおはなしです。

どこを邪魔するのかというと、

翻訳のときにアミノ酸がつながるところです。

生化学:セントラルドグマ

翻 ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

吸収したお薬は、

効いてほしい細胞に届ける必要がありますね。

そこが「吸収・分布・代謝・排泄」の

分布(D)のおはなしです。

単に血液にのって全身の細胞の近くに行くだけ…

で ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

主作用と副作用のおはなしは、

「クスリのリスク」と言われることもありますね。

主作用というのは、薬が本来目的としている働きのこと。

副作用というのは、

クスリの本来目的としていなかった

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

用量反応曲線は薬ができるための大前提。

そんな用量反応曲線で覚えてほしい言葉は、

作用量(ED)、中毒量(TD)、死に至る量(LD)です。

 

ED(effetcive dos ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

相互作用のおはなしを「吸収」からスタートです。

相互作用は

体の中にある「他の物」との関係で起こるもの。

他の物のせいで吸収が変化する例として、

消化管の働きを良くするプリンペランと、

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

続いて相互作用の「分布」のおはなし。

先ほど出てきたワーファリンが再登場です。

 

分布のおはなしでは、

血漿タンパク質のアルブミンが

血中輸送を担当していましたね ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

薬を分解するチトクロームP450の邪魔のされ方は、

大きく分けて3通りです。

 

同じ酵素で分解される薬を2種類飲んで

酵素の作業量が2倍に増えたせいで、

個々の薬 ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

代謝における相互作用の基本は

「薬の効果が強く出る」でした。

逆に、薬の効果が弱く出ることもありますよ。

2種類以上の薬を飲んだとき、

片方の薬のせいである特定のチトクロームP450が増 ...

3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)

アレルギー(過敏症)のおはなしは、

生化学の第1章でもおはなししましたね。

生化学:過敏症

花粉症はⅠ型アレルギーと紹介した、

細胞小器官(分泌顆粒)大活躍のところです。

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2 薬に共通するおはなし(1):吸収(A)

薬のおはなしは、

薬の体の中での動き方からスタートです。

「薬物動態」というと急に堅苦しく聞こえますが、

「薬はどこから入って、どこにいく?」

というおはなしのこと。

難しく ...