初心者

大事な脳を守る液体と膜のおはなしです。

脳を守る液体は脳脊髄液。

脳と脊髄…

つまり中枢をぐるりと取り囲んで守ってくれています。

外側だけではなく、

頭蓋骨のおはなしですね。

脳を守る硬い骨が頭蓋骨ですが…

1つの骨ではありません。

最初に、「顔面ガード部分」と

「ヘルメット部分」に分けましょう。

とりあえず大脳の簡単な分類と、

脳を守る仕組みを説明しました。

脳の働きのおはなしに入ります。

大脳の働きは、

各種感覚神経から届けられた情報をもとに

大脳の働きのうち、分かっているところのおはなし。

神経伝達物質異常についての説明です。

本当は正常を説明してから、

異常の説明をしたいところですが…。

脳の特殊性ゆえ、異常から

大脳辺縁系のおはなしに入ります。

「辺縁」という文字から

「…端っこ？」のイメージを持たれがち。

違います。

むしろ大脳の中央ど真ん中、

普段全然見えない場所です。

大脳のすぐ下、間脳のおはなしに入ります。

間脳は「記憶」「情報整理地点」

「ホルモン産生地点」がキーワードです。

ホルモン産生地点は、視床下部と下垂体のこと。

...

間脳の補足。

食欲中枢と、

概日リズム（サーカディアンリズム）のおはなしです。

食欲中枢には空腹中枢と満腹中枢が含まれます。

これらは視床下部にあります。

中脳は、間脳の下にある部分。

動物の生存に不可欠な「脳幹」の一部分です。

脳幹は、生きるために必要な反射を担当する場所。

「反射」については、「2　呼吸器系」でも

橋と延髄のおはなしです。

どちらも脳幹の一部。

つまり「動物が生きるために不可欠！」ですね。

まずは橋（きょう）。

「…なんで頭の中のこんなところに橋が？」と思いますよね。

...

脊髄補足と、デルマトーム・ミオトームのおはなしです。

デルマトームというのは、

1本の脊髄神経から伸びている感覚神経支配領域のこと。

要するに、

体のどの部分を1本の神経がカバーしている ...