4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(7)
ビタミンAの過剰症の例で
催奇形性の基本をおはなししました。
薬の催奇形性も、同じことですよ。
胎盤を抜ける薬は「脂溶性」または
「水に溶けてイオン化するか、
4 薬に共通するおはなし(3):薬の働き(8)
催奇形性の盲点になりがちな、
抗生物質テトラサイクリンのおはなしです。
どこを邪魔するのかというと、
翻訳のときにアミノ酸がつながるところです。
生化学:セントラルドグマ
翻 ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(1)
吸収したお薬は、
効いてほしい細胞に届ける必要がありますね。
そこが「吸収・分布・代謝・排泄」の
分布(D)のおはなしです。
単に血液にのって全身の細胞の近くに行くだけ…
で ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(2)
主作用と副作用のおはなしは、
「クスリのリスク」と言われることもありますね。
主作用というのは、薬が本来目的としている働きのこと。
副作用というのは、
クスリの本来目的としていなかった
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(3)
用量反応曲線は薬ができるための大前提。
そんな用量反応曲線で覚えてほしい言葉は、
作用量(ED)、中毒量(TD)、死に至る量(LD)です。
ED(effetcive dos ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(4)
相互作用のおはなしを「吸収」からスタートです。
相互作用は
体の中にある「他の物」との関係で起こるもの。
他の物のせいで吸収が変化する例として、
消化管の働きを良くするプリンペランと、
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(5)
続いて相互作用の「分布」のおはなし。
先ほど出てきたワーファリンが再登場です。
分布のおはなしでは、
血漿タンパク質のアルブミンが
血中輸送を担当していましたね ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(6)
薬を分解するチトクロームP450の邪魔のされ方は、
大きく分けて3通りです。
同じ酵素で分解される薬を2種類飲んで
酵素の作業量が2倍に増えたせいで、
個々の薬 ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(7)
代謝における相互作用の基本は
「薬の効果が強く出る」でした。
逆に、薬の効果が弱く出ることもありますよ。
2種類以上の薬を飲んだとき、
片方の薬のせいである特定のチトクロームP450が増 ...
3 薬に共通するおはなし(2):分布(D)(8)
アレルギー(過敏症)のおはなしは、
生化学の第1章でもおはなししましたね。
生化学:過敏症
花粉症はⅠ型アレルギーと紹介した、
細胞小器官(分泌顆粒)大活躍のところです。
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