10 各論5:体温(感染・免疫):⑩がん(悪性腫瘍)(3)
がん(悪性腫瘍)に効く薬についておはなししてきました。
自分の細胞がおかしくなってしまうと、
薬で何とかするには
細胞分裂以外はどうしても狙いにくくなります。
そして細胞分裂を狙うと…
10 各論5:体温(感染・免疫):①感染入門
感染と免疫のおはなしに入りますよ。
「体温」に関係するパートの最後ですね。
前半が感染、後半が免疫(血液系)のおはなしになります。
感染は、とても広範囲です。
...
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(1)
細菌に効く薬(抗菌薬)のおはなし、スタート。
細菌はヒトと違って原核生物で、細胞壁もち。
細胞壁の外側には移動用の鞭毛や全体を覆う線毛、
他の細胞にくっつきやすいペタついた莢膜がある…。
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(2)
抗生物質改良後のおはなし。
殺菌系のもう1つアミノグリコシド系と静菌系の
「セントラルドグマを邪魔する薬」の誕生です。
アミノグリコシド系抗生物質は、
セントラ ...
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(3)
静菌系抗生物質のテトラサイクリン系として
ミノサイクリン塩酸塩(ミノマイシン)を紹介します。
mRNA通りのアミノ酸を持ってきたか
チェックするところを邪魔しますね。
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(4)
クラリスロマイシンの禁忌を確認。
禁忌は過敏症と、
肝臓や腎臓に障害があって
痛風治療薬コルヒチンを使っている人。
そして禁忌欄にある「各種の薬」を使っている人ですね。
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10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(5)
細菌のちょっと特殊組のおはなし。
ピロリ菌、結核菌、芽胞菌に効く薬のおはなしです。
まず、消化器系の胃潰瘍のところで出てきたピロリ菌。
いかんせんいる場所が特殊なので、
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(6)
続いて結核菌に効くお薬(抗結核薬)。
結核菌は他の細菌と違い、細胞壁がちょっと特殊。
普通の抗生物質では効きません。
しかも中途半端に対処してしまい、
体内に菌を残してしまうと長い年月を ...
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(7)
消毒はヒトの体だけではなく、
器具等にも使われます。
熱で変性するもの等、
滅菌にふさわしくないものに対しては
「器具の消毒」ですね。
消毒薬を高水 ...
10 各論5:体温(感染・免疫):②細菌に効く薬(8)
ヒト用に広く使われる消毒用アルコール。
いわゆる「エタノール消毒」ですね。
芽胞には効かず、真菌への効きはいまいち。
ノロウイルスのような
「エンベロープなしウイルス」にも効きがいまいち ...