(2)免疫(血液)

がん(悪性腫瘍)に効く薬についておはなししてきました。

自分の細胞がおかしくなってしまうと、

薬で何とかするには

細胞分裂以外はどうしても狙いにくくなります。

そして細胞分裂を狙うと…

(1)感染

感染と免疫のおはなしに入りますよ。

「体温」に関係するパートの最後ですね。

前半が感染、後半が免疫(血液系)のおはなしになります。

 

感染は、とても広範囲です。

...

(1)感染

細菌に効く薬(抗菌薬)のおはなし、スタート。

細菌はヒトと違って原核生物で、細胞壁もち。

細胞壁の外側には移動用の鞭毛や全体を覆う線毛、

他の細胞にくっつきやすいペタついた莢膜がある…。

(1)感染

抗生物質改良後のおはなし。

殺菌系のもう1つアミノグリコシド系と静菌系の

「セントラルドグマを邪魔する薬」の誕生です。

 

アミノグリコシド系抗生物質は、

セントラ ...

(1)感染

静菌系抗生物質のテトラサイクリン系として

ミノサイクリン塩酸塩(ミノマイシン)を紹介します。

mRNA通りのアミノ酸を持ってきたか

チェックするところを邪魔しますね。

 

(1)感染

クラリスロマイシンの禁忌を確認。

禁忌は過敏症と、

肝臓や腎臓に障害があって

痛風治療薬コルヒチンを使っている人。

そして禁忌欄にある「各種の薬」を使っている人ですね。

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(1)感染

細菌のちょっと特殊組のおはなし。

ピロリ菌、結核菌、芽胞菌に効く薬のおはなしです。

 

まず、消化器系の胃潰瘍のところで出てきたピロリ菌。

いかんせんいる場所が特殊なので、

(1)感染

続いて結核菌に効くお薬(抗結核薬)。

結核菌は他の細菌と違い、細胞壁がちょっと特殊。

普通の抗生物質では効きません。

しかも中途半端に対処してしまい、

体内に菌を残してしまうと長い年月を ...

(1)感染

消毒はヒトの体だけではなく、

器具等にも使われます。

熱で変性するもの等、

滅菌にふさわしくないものに対しては

「器具の消毒」ですね。

 

消毒薬を高水 ...

(1)感染

ヒト用に広く使われる消毒用アルコール。

いわゆる「エタノール消毒」ですね。

芽胞には効かず、真菌への効きはいまいち。

ノロウイルスのような

「エンベロープなしウイルス」にも効きがいまいち ...