9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(1)
内分泌系の3つ目、「副腎・性腺」パートです。
位置は少々下になりますが、
前回までの話と関係の深い「性腺」から始めますよ。
性腺から出るホルモンを補充するとき、
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(2)
テストステロンエナント酸エステルの禁忌からですね。
禁忌は妊娠・妊娠可能性のある人。
女児の男性化が起こってしまいます。
アンドロゲン依存性悪性腫瘍のある人も禁忌ですね。
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(3)
性ホルモンにがん細胞成長が依存するなら、
もっと根本的に対処する方法がありますね。
視床下部レベルで
コントロールしてしまえばいいのです。
今から「視床下部レベルで
性ホルモ ...
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(4)
リュープロレリン酢酸塩(リュープリン)の
慎重投与ですね。
一部の前立腺がんと粘膜下筋腫のあるときには慎重に。
脊髄圧迫や尿路閉塞が出ている前立腺がんでは、
急性作用のせいで腎障害を起こ ...
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(5)
「ピル」は、低用量経口避妊薬(OC)を指す言葉です。
一例として、
レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール
(トリキュラー)を紹介しますね。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの入った錠剤 ...
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(6)
普段から経口避妊薬を使っていなかった
(使えなかった)人が、
緊急時に使う薬が「緊急避妊薬(アフターピル)」。
一例としてレボノルゲストレル(ノルレボ)を紹介。
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(7)
鉱質コルチコイド(アルドステロン)は、
体から出ていく尿量に関係していました。
だから「脈・血圧」パートのところでも少し出てきましたね。
薬理学:脈・血圧
尿量をコントロールする主役は
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(8)
アルドステロンの働き、主役の2つ目はpH調節です。
血液pH(酸性度合い・アルカリ性度合い)の調節は、
肺と腎臓が2大調節臓器。
アシドーシスやアルカローシスが進むと、
生きていけないお ...
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(9)
アルドステロンが過剰にできてしまう悪性腫瘍等で
「抗アルドステロン薬」が使われることがあります。
スピロノラクトンの例でおはなししましょう。
これは降圧薬のおはなしのところで
以前でてき ...
9 各論4:体温(内分泌系):副腎・性腺(10)
副腎皮質ホルモンのもう1つ、
糖質コルチコイドのおはなしです。
前回も出てきた消炎鎮痛剤(痛み止め)。
消炎鎮痛といえば、糖質コルチコイドの出番です。
糖質コル ...