おいしくたのしく生化学4:(1)レシピ付き
夏はトマト中心のお野菜スープ。
夏バテがひどい…なんてことになる前に、
ぜひ口にしてほしいスープですよ。
材料はトマト2個。
トマト缶ならダイスでもホールでも1缶。
なすは大きいなら1本、小さいなら2~3本。
玉ねぎ1/2個、セロリは5㎝くらい。
ズッキーニ1本、パプリカ1/2~1個。
ニンニク1欠片。
あとは塩コショウと水、オリーブオイルです。
作り方は➀~⑤です。
➀ニンニク以外の野菜は食べやすい大きさに切ります。
ニンニクだけは細かく切ってください。
(チューブ入りならしぼるだけなので簡単!)
セロリは皮をむいてから。
なすとズッキーニは切ったらすぐに火を通したいので、
最後に切ってくださいね。
トマト缶(ホール)は、
煮るときにつぶせばいいですよ。
②ニンニクを鍋に入れ
(チューブなら小指の先ぐらい絞り出す)、
オリーブオイルを大さじ1入れて、弱火。
ニンニクの香りが強くなるまで温めます。
③玉ねぎを入れて、中火にして混ぜ合わせます。
一混ぜしたらなすを追加。
油を吸わせるように炒めてください。
油が減ってきたらズッキーニも入れましょう。
④ズッキーニに続いて、残りの野菜を入れます。
トマト缶もここで入れてください。
野菜が柔らかくなるまで蓋をして煮ます。
生トマトを使うときには、
ここでコップ1杯の水を加えると煮やすくなります。
トマト缶のときには、水を足さないでください。
野菜が柔らかくなる前に水分がなくなってしまったら、
水をコップ1杯追加してください。
⑤野菜が柔らかくなってきたら、
少し冷ましてから塩コショウで調味してください。
以上、作ってみればわかると思いますが、
かなりラタトゥイユに近い仕上がりです。
最初からラタトゥイユとして作るなら、
生トマトではなくトマト缶を使うほうがいいですよ。
そのときにはなおさら途中で水分を追加しないでくださいね。
このスープ、温めても冷たいままでもおいしいですよ。
可能ならクーラーで冷えた体を内側からじんわり温める…
という飲み方が理想です。
でも、熱くてたまらない、食事ものどを通らない…
なんてときにはぜひ冷たいままで口にしてみてください。
そうめんやそば・うどんとは違う
野菜の心地よさがお腹からしみこんでくるはず。
その詳しい理由は、次回紹介しますからね。