5 電離平衡・中和:体のpHを守るために

ここのおはなしは、pHを理解するためのもの。

pHというのは、酸性度合い・アルカリ性度合いを示すもの。

リトマス試験紙に液体をつけたときに色を変えるものについて、

もう少し細かく理解してあげましょう ...

4 固体と液体・溶解:浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版

血液の「水に溶けないものの運び方」について。

血液の中に溶けているものの多くは、

粒自体が水溶性(糖など)やイオンの形(ナトリウムやカリウム)で溶けています。

でも、水に溶けないものも運ぶ必要があり ...

4 固体と液体・溶解:浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版

「溶ける(溶解)」の応用のおはなしに入ります。

いきなりですが、ここでクイズ。

水の中に「油にしか溶けないもの」を溶かすにはどうしたらいいでしょう?

ヒントは…

「溶ける」ということは、 ...

4 固体と液体・溶解:浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版

化学の「溶ける」おはなしの続き。

「溶ける」の分かりやすい例は「水に溶ける」ですが…。

溶媒になれるのは、水だけではありません。

 

水性ペンの文字は、書く場所を間違えなければ ...

4 固体と液体・溶解:浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版

希薄溶液の理解は血液の理解。

もっといえば、ヒトの体の中は血液も細胞内液も希薄溶液だらけです。

だから私たち(の細胞)は

「化学で勉強した三相そのままじゃないぞ!」と意識することが必要です。 ...

4 固体と液体・溶解:浸透圧とぎゅうぎゅうすかすか液体版

前回までで気体のおはなし一段落。

ここからは固体と液体のおはなしに入りましょう。

「溶ける(溶解)」に注目したおはなしでもありますよ。

 

まず固体は固まりで、液体は流れるもの ...

3 気体と三相:肺と酸素ボンベの基礎

看護の世界では、圧力を示す単位がいくつか出てきます。

前回の血圧に使う「mmHg」はその1つ。

あとは酸素ボンベの「kgf/cm²」「MPa」です。

以前は「気圧」もありましたが、

近年 ...

3 気体と三相:肺と酸素ボンベの基礎

前回おはなしした酸素解離曲線。

酸素がどれくらいぎゅうぎゅうのときに赤血球とゆるーく手をつなぎ、

どれくらいすかすかになると手を放すか…の曲線でした。

この曲線、1つではありません。

赤 ...

3 気体と三相:肺と酸素ボンベの基礎

気体の圧力のおはなしは、肺の空気交換に関係するおはなしです。

まず、肺というのは私たちの体の中で

酸素と二酸化炭素を交換しているところ。

「なぜ酸素を体の中に取り入れる必要があるのか」

...

3 気体と三相:肺と酸素ボンベの基礎

気体の体積とモル数のお約束のおはなしです。

 

1モルの粒が気体になったとき、

標準状態なら、その体積は22.4ℓになります。

標準状態というのは、0℃で1気圧のこと。 ...