このサイトの存在理由(と暗記のテクニック)(2)

2018年7月7日

今回は、前回のお話の種明かし。

「暗記のテクニックの正体は?」です。

 

楽に、たくさん覚えたいなら

「興味を持ちつつ、わくわくしつつ、頭をシャキーン!とさせて覚える」でしたね。

これ、前回の最後にお話しました。

これは、短期集中講義をするときにいつも最初にするお話です。

この話をしているとき、学生たちの目の輝きが違います。

そりゃ、どうせ覚えるなら、楽にたくさん覚えられた方がいいですからね。

 

この正体は「パペッツ回路」というところ。

頭(脳)のなかにある、特定の情報をぐるぐる回す回路です。

ここをぐるぐる回ると、

記憶に関係の深い「海馬」というところを何度も通り、

その結果記憶に深く刻まれ、ちょっとやそっとでは忘れなくなります。

 

でもここに入る情報には条件があります。

生命維持に深くかかわる感情を伴わないといけないのです。

 

「えー?それじゃ暗記に役立たないよー」なんてあきらめてはいけません。

 

勉強や覚えたいものに取り組むときに

「興味をもって、わくわくして、頭をシャキーン!」とさせれば、

それこそが生命維持に深くかかわる感情です。

 

頭をシャキーン!…というのは、意識が覚醒している状態。

興味をもって、わくわく…これは「何だろう、面白いぞ!」という状態ですね。

この状態の情報は、生命維持に深くかかわる情報と認識されるようになっています。

具体例は、あなたの好きなこと(趣味)。

何でも構いません。

好きなことについての情報は、いくらでも覚えられますよね。

好きな人の情報や好きなゲームの情報は、

「覚えられない!」なんて気にしないはずです。

 

だから、勉強も同じ。

「興味をもって、わくわくして、頭をシャキーン!」させさえすれば…。

 

ん?…前提自体が難しいって?

 

そんなときは、できることをまず1個。

できたら、自分をほめるんです。

今日、みなさんはここを読んで新しいテクニックを身に着けましたよね。

そうしたら、それをほめるんです。

「よっしゃ!これで勉強の心構えが身についたぞ!よくやった!」

声に出すのが一番いいですね。

…周りに人がいると変な人になってしまうので、周囲確認は忘れずに。

 

ほめられると、ヒトの脳はいい気分になります。

そうすると、頭がすっきりして、なんだかわくわくしてきます。

はい、勉強・暗記にいい状態の始まりです。

この機を逃さず、早速取り掛かってくださいね。

 

今回のお話は、生理学や解剖学の「脳の働き」を勉強すると

もっと細かく仕組みが分かります。

そこまで行ったら、もう1回おはなししますね。