おいしくたのしく生化学1(1):レシピ付き
突然始まった、生化学の実用編。
解剖生理学の実用編は、
STDやピル、皮膚や粘膜のおはなしでした。
こちらの生化学実用編では、
「毎日の生活に役立つ生化学:食事」に注目です。
はっきり言って、
生化学はただ勉強するだけでは退屈になりがち。
どうせ勉強しなくちゃいけない以上、
「ちゃんと毎日の生活に活かしてなんぼ!」です。
とはいえ、一人暮らし(学生・社会人)生活では、
なかなか料理の機会も器材もありませんよね。
だから、ここではレンジで出来る調理(?)も紹介していきます。
あと「外食時に何を気にして、どれを選んだらいいかな…?」の
アドバイスもしていきたいと思います。
これからのおはなしの根っこにあるのは、生化学。
あとは生理学・解剖学のおはなしも少々。
読んでいて「ん?なんだっけ?」と思ったら、
このホームページの該当部分や、
YouTubeの講義動画を見てくださいね。
それでは、実用編の開始です!
今回は「冬場に体を温めるスープ」です。
…別に、他の季節に飲んではいけないものではありません。
ただ、野菜の旬を考えると、
冬に準備すると安く、おいしくできるというだけです。
材料はネギ1本、キャベツ1/4~1/8(カット済み1袋)、
白菜大きめの葉2枚ほど(もしくは余った中心部分)、
玉ねぎ1/4~1/8。
ニンニクとショウガは1欠片
(チューブやみじん切りなら小さじ1/2)。
あとはお好きな余り野菜、油、塩コショウ、水。
冷蔵庫に残っていそうなラインナップですね。
作り方は以下の➀~③です。
➀ニンニクとショウガをみじん切りにして、
小さじ2ほどの油で温めます。
いい匂いがしてきたら、ネギを斜め薄切りにして加え、
ネギがふにゃっとするまで炒めます。
今後の(明日の?)予定に合わせて、
ニンニクは抜いてもかまいません。
使う油は自由ですが、
可能ならごま油が風味も栄養もベストです。
②一口大に切った野菜等を入れて、
コップ半分ほどの水を入れて煮ます。
キャベツの葉の色が鮮やかになってきたら、
浸るくらいまで水を追加し、
野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
③野菜が柔らかかくなったら、少し冷まして、
それから塩コショウを少しずつ加えて調味してください。
自信がない人は市販のスープストック(顆粒・粉末)等を
加えてもいいですが…。
お野菜だけで結構おいしいので、
1回は塩コショウだけでチャレンジしてみてくださいね。
以上で完成。
簡単ですが、おいしいし栄養たっぷりですよ。
次回、ポイントと追加野菜のおすすめを紹介しますね。