数字なんか怖くない!(8)BMIのおはなし2

2018年7月7日

前回出したBMIの数値の意味、今回理解しましょうね。

 

BMIは身長と体重から肥満度を知る体格指数でした。

日本では肥満度を「低体重」「普通体重」

「肥満(1度)」「肥満(2度)」「肥満(3度)」「肥満(4度)」

の6つに分けています。

WHO(世界保健機関)では、「低体重」の中が3つに分かれて、

「肥満1度」が「前肥満」に代わります。

肥満のスタートラインが変わるのですね。

 

具体的なBMIの数値も出しましょう。

低体重はBMIが18.5未満。

普通体重はBMIが18.5以上25未満ですね。

肥満1度はBMIが25以上30未満、

肥満2度がBMI30以上35未満で、

肥満3度がBMI35以上40未満で、肥満4度はBMI40以上です。

 

…以上と未満の関係、大丈夫ですよね?

 

「以上」や「以下」は、書いてある数字を含む概念。

「未満」や「超」は、書いてある数字を含まない概念です。

先の肥満の区分で、BMIが30だったら肥満何度ですか?

…肥満2度ですね。

「肥満1度」のBMI30未満に入れてはいけませんよ。

肥満1度の「30未満」は、「30を含まない」という意味です。

 

では、前回出した「160㎝、50kg」の人は?

BMI=約19でした。

はい、この人は普通体重になります。

この人の身長だと、BMI=22になる体重は56.32kgです。

 

…ん?

男性ならまだわかるけど、女性だとそれって太くない?

 

はい、BMIは男女関係なく計算されるので

どうしても個別に見ていくと限界が出てきてしまいます。

とはいえ、体格指数としては計算しやすいためBMIは重要!

BMIの計算と分類は、いつでもできるようにしてくださいね。

特に分類は問題文に数字が与えられていなくても

自分でできるように日々練習ですよ!

 

BMIは成人で大事な体格指数でした。

じゃあ、成人以外は?

 

子どもは「小さな大人」ではありませんから、

その成長過程に合った体格指数があります。

基本になる、国家試験でも聞かれる体格指数は

「カウプ指数」「ローレル指数」です。

 

カウプ指数は乳幼児に使われる体格指数。

体重(kg)を{身長(cm)}で割って、10をかけます。

カウプ指数=体重(kg)×10/{身長(㎝)} ですね。

 

ローレル指数は学童に使われる体格指数。

体重(kg)を{身長(㎝)}で割って、10をかけます。

ローレル指数=体重(kg)×10/{身長(㎝)} です。

 

…これだけ言われても理解しにくいので、次回一緒に計算しましょう。