8 うっ!(ショック各種)(1)

前のブロックでは「詰まった?!」でしたね。

ここからは詰まった…からも起こる可能性のある

「ショック」のおはなしです。

 

いきなりですが、ショックとは何か。

何かの原因で、全身の細胞に血液が届かなくなった状態です。

血液が届かないということは、

酸素と栄養分(グルコースなど)が届かないということ。

放っておくと、細胞が死んで…ヒトも死んでしまいます。

 

原因等については(ここは応急処置のおはなしなので)

細かくやりませんよ。

ショック状態になると、どうなるのか。

急に顔が青ざめ、意識がぼんやりします。

ふらふらと倒れてしまうこともありますね。

多くの場合は手足が冷たくなり、

脈は早く浅くなります。

 

そんなときには、すぐに病院です。

病院に向かう途中や救急車を待つとき、

多少足を高くして上半身を低めにすると

血液が脳などの重要器官に向かいやすくなります。

 

病院に行く前に運よく回復してきたとき、

決して油断してはいけません。

まだ、全身の細胞は酸素不足・栄養分不足です。

脳細胞や心臓の細胞も同じこと。

急に起こしたり、立たせたりしてはいけませんよ。

寝かせた状態で様子を見てください。

体温にまわすエネルギーが足りていない可能性もありますので、

特に冬場は保温にも注意してあげてくださいね。

 

様子が落ち着いてきたら、

ショック状態になった原因を知りたいところです。

病院に到着して診察を受ければ、

原因に対する対策も「多分」取れるはずです。

 

「多分」と書いた理由は、ショックの原因が多岐にわたるから。

今まで応急処置についておはなししてきた

「出血」や「やけど」なら分かりやすい原因。

「全身強打」や「感電」も、

全身への影響は重いものですが原因としては分かりやすい部類です。

「注射等の薬」や「食中毒」になると、

本人からの情報がないと原因をつかみにくくなります。

ましてや「恐怖・おどろき」といった心理的要素によるときには

本人に思い当ってもらうしかなくなってきます。

しかも心理的原因の場合には習慣化してしまうこともあります。

そこに単なる心理変化だけでなく、

自律神経失調状態が重なって(隠れて)いることもありますね。

 

繰り返すショックのときには、

たとえすぐに回復するものでも、

一度病院にかかるようにしましょうね。

 

次回はショックの原因の1つ、

感電時の対処についておはなしします。